ジェンマレストア(その4)
いよいよエンジン始動点検です。
これまでに、いろいろと検査やオーバーホールを行っていますので、これでエンジンが始動しなければおかしいのですが、実際には結構緊張の瞬間です。
メインキーをオンにし、いざキック。
1発目・・・ダメ。
2発目・・・ダメ。
ここでプラグの状態をチェック。
燃料の痕跡(濡れ)がある。
ウェスでプラグを拭いた後、再度、プラグの火花の状態を検査。
『パリパリパリ』
よし、オーケー。
再度プラグをシリンダーヘッドに取り付け、再度キック。
『バルンバルン・・・』とエンジンが無事始動。
いつも感じるんですが、この瞬間がものすごい快感です。
達成感と充足感。これを得たいからレストアをしている、と言っても過言ではありません。
実際にどのくらい前から不動なのかは判りませんが、確実にいくつかの時間を経て、再度復活したエンジン・・・
ジェンマも喜んでいることでしょう♪
エンジンは無事始動したので、その状態で各種のチェックを行ないます。
はじめに、アイドリングを安定させるため、スロットルバルブの調整を慎重に(と言っても、指でグリグリ回してますけど)行ないます。
次に排気状態の検査です。
マフラーから排出される排気が、スロットルの開閉に合わせ、的確に反応しているか、検査します。
問題なし。
今回のジェンマ君は、完全フルノーマルのため、サービスマニュアルがなくとも、ある程度の情報はインターネット上で拾うことができます。
便利な時代になったものです・・・
上記の検査の他に、リアタイヤの回り具合も検査します。
スクーターの場合、駆動系が密封されていますので、ベルトの切れなど、表面だけの検査ではわかりません。
今回は、ベルトの切れや消耗は無いようで一安心です。
また、結構大切な事なのですが、スロットルがスムーズに回るかも検査します。
この時点で引っかかりなどがある場合、グリスアップしておく必要があります。
ジェンマは若干引っかかりがありましたので、後にスロットルのワイヤー巻き取り部分のグリスアップおよびアクセルワイヤーへの潤滑剤のスプレーを行っています。
最後に、エンジンが始動している状態で、ヘッドライト(ハイビーム、ロービーム)、テールランプ、ウィンカー等の電装系を検査します。
電装系の結果は・・・
ヘッドライト・・・点かない
テールランプ・・・問題なし
ウィンカー・・・点かない
次回は電装系のメンテナンスです。