ジェンマレストア(その3)
エンジンが始動しない場合、どうしてもエンジン本体や、キャブレターを疑ってしまいますが、大事な要素に燃料があります。
エンジンは、当然ながらガソリンを供給し、それを気化させ燃焼させることにより、動力を生み出します。
そのため、ガソリンが供給されていないエンジンは、どこをどういじろうとも、絶対に始動しません。
燃料系の検査で、一番大切なことは、できるかぎり新鮮なガソリンを使用することです。
多くの不動車の場合、ガソリンがガソリンタンク内に長期間放置されているわけですから、決して新鮮とは言えません。
また、その経年により、ガソリンタンク内に不純物(水が一番顕著ですね)が溜まっていないかを検査します。
実際には、ガソリンタンク内の残存燃料をすべて出してしまいます。
けんぢの場合、キャブレター接続されていたホースを外し、ペットボトルに移します。
あーあー、水が結構あるよ・・・
この水を放置した場合、ガソリンタンク内のサビに直結しますので、必ず抜きましょう。
キャブレターに入ってしまうと、不燃焼やノッキング等の正常ではない状況に陥りますので、事前にそのような阻害要因をできる限り取り除いておくことが大切です。
残存燃料が抜けたタンクを覗きます。
実際には、懐中電灯等を使用し、できる限り隅々まで検査します。
今回のジェンマの場合、タンク内は綺麗で、ほぼサビは発見されませんでした。ヨカッタヨカッタ。
次は、タンクとキャブレターをつなぐホースの点検を行ないます。
ジェンマには、標準で燃料フィルタが接続されており、固形不純物はこのフィルタで除去されます。
もし、フィルタがついていないバイクの場合、取り付けておくことをオススメします。
パーツ屋で安価で買えます。
今回はフィルタの状態が良かったので、軽く洗浄のみ行ないました。
燃料の抜けの状態も良好です。
フィルタの表面にあまりにも不純物が多いと、抜けが悪くなります。
外観目視では判らない不純物(ヌルヌルしてフィルタ表面に貼りついている状態)もありますので、この抜けのチェックも重要です。
最後に、再度きちんと取り付け、タンクに新鮮なガソリンを補充します。
キャブレターのドレンを緩めて、ガソリンがポタポタ垂れてくれば、新鮮なガソリンで、キャブレターが満たされた状態となっているわけです。
次回はいよいよエンジン始動です。