りっちゃんは今日から学期末テストに突入しました。

体調は、いいとは言えません。 むしろ悪いと言ったほうが正しいかな・・・。

でも、やっぱ定期テストとなると気になるんでしょうね。

「受けなくていいや。」と、そこまで開き直ることはできないようです。

テスト前日の昨日は、

「明日からテストだし、午後から学校に行きたい。」

と言い、行くことにしました。


実は、この約2週間の間に、今の自分の病状や心境、そしてクラスメートへのメッセージをりっちゃん自身の言葉で伝えてみたらどうだろう、と親子で話し合っていました。

学校に行けた日に、勇気を出して自分の言葉で・・・と。

担任の先生は、りっちゃんの勇気ある決意を応援してくれ、時間を設けてくれると言ってくれました。

そして昨日の午後、ちょうど担任の受け持ち教科だったこともあり、時間を割いてくれて、りっちゃんは車椅子で前に出て、自分の書いた原稿を読み上げました。



まずは、テスト前の貴重な時間を自分のために取らせてしまったお詫びから。

そして、遅刻、早退、欠席を繰り返し、みんなに迷惑や心配をかけてしまったことのお詫び。

そんな自分を助けてくれるお友達への感謝の気持ち。

そして、発症から3回治療を受けたものの、未だ頭痛、ふらつき、倦怠感などの症状があり、特にここ最近は、それらの症状が悪化してしまっていること。

そのために、楽しみにしていたテスト後の球技大会には、応援という形でしか参加できそうも無いことへの無念さと申し訳なさ。

出来ないことは多いけど、今後も文化祭や、その他クラスのために自分に出来そうなことをやらせてほしいと思っているという気持ち。

そして、4回目の治療を受けなければならないかも、まだまだ治らないかも・・・という不安。

でも、できることを頑張りたいのだ!という気持ち。



などを、一生懸命伝えました。

みんなの反応は様々だったようです。

暴言吐いてたグループの子達は、他ごとをやりながらつまらなさそうにして、聞いてない素振りだったそうですが、そんなこと、もう気にしなくていい。

バツが悪かったのかもしれないしね・・・。

ほとんどの子が真剣にりっちゃんの言葉に耳を傾けて聞いてくれたようです。

「りっちゃんが、しんどいのにお話してくれたんだよ!!」

と、1時間でギブアップしてしまったりっちゃんを保健室に送ってくれ、養護の先生に報告してくれた複数のお友達もいたそうです。

実は昨日、口から心臓が出そうなくらいド緊張していた私でした(^_^;)

我が事よりもキツイっす!(>_<)

でもね、前もって原稿を読んで、一泣きしていたw私から言えること。

りっちゃんの心が、まっすぐ語られている言葉の数々でしたから、きっと何人かのお友達には響いてくれたと思います。

だから、よかったんだと思います。



担任の先生の、

「よくやった!グッド!

養護の先生の、

「すごいね!偉かったよ!」

クリニックの看護師さんの、

「よし!!堂々としてればいいんだよ!」

そして、私からの

「すごいことをやってのけたんだから、自信を持ちなさいグッド!本当に偉かったね!!」

そんなまわりの言葉に、りっちゃんは、

「そうなの?そんなにすごいことだったの? 実は、自分で話したほうがいいのかなぁって前から思ってたんだよね。かお

だって~~(><;)

あなたは本当に私の子でしょうか?汗

どこまで大人なの?( ̄_ ̄ i)

それはともかく・・・、

落ち込んで落ち込んで、怒りをどこにぶつければいいのか・・・、そんな気持ちで支配されていました。

でも、りっちゃんがまた一つ、ハードルを越えて走り出してくれたおかげで、私の気持ちも前に走り出せたような気がしています。

すごいヤツです。

感謝せねば☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

自慢の娘だよ~キラキラ