あれは、今から10年ぐらい前の冬の、
まだ、サラリーマンだったころで、仕事が終わり、その日はとても疲れていたので、
急いで車を飛ばして帰っていました。夜の7時ぐらいだったと思います。(朝6時からの仕事でした)
家に後10分ぐらいで着くという信号で止まった時のお話。
赤信号だから止まったのですが、急いで帰りたかったのでイライラしてました。、
「何でこの信号で捕まるんだ、遅いなこの前の車」っと思い、
前の車を見ると、
何だか、不思議な感覚と
嫌な雰囲気を感じました。
何だ!?
と思い、改めて、その車を見ると
ブレーキランプに
「人の顔」らしきもの
がぼんやりと見えたのです。
見えたというか感じたと言った方がいいのかな?
え!と思いよく見ると、
鬼の顔と言うのでしょうか?
目は吊上がり、口も厳しく、まさしく鬼の形相
まるで「はんにゃ」のお面を見ているかのような顔でした。
第6感は無いと思いますが、金縛りにはよく有ってました。
金縛り中にいろんな人が部屋に入ってきてたな。
もう、そんな金縛りには8年ぐらい有ったことありません。安心です。
話しを戻します。
その顔を見て、
「わぁ、何だ!」
「すげーこわ!」
「何だ?」
「え?」
「え?」
「何?」
と、ちょっとパニックになってしまいました。
でも、少しの間で冷静を取り戻し、
まずいこの車。
この車に近づいては行けない、気がする。
離れて運転しないと。
距離を置いて運転しよう。
本当にここまでは冷静だったと思います。
ところが、
信号が青になったとたんです。本当に青になったとたんです。
危険な車、距離を置いて走ろう。近寄らないように!
という、意識が一瞬で無くなり。
その危険な車に連れられるように走り出してしまったのです。
しかも、だんだんとスピードを出し、この2台で
競争をしているかのように走っていました。
青になるまでは、本当に恐怖を感じていたのに、
青になったとたん、本当にその恐怖をすっかり忘れて、
頭の中は「急いで帰りたい」ばかりになっていました。
はんにゃを乗せた車が前を走り、
私が後ろを走りかなりのスピードで
一緒に走っていました。
ありえないですよね、あれだけ危険だと思った、はんにゃの車の
後ろをかなりのスピードで走るなんて。やはり、何かの力ですかね。
そんな中、走って帰ること約10分。
後この信号を左に曲がれば、家だと言う距離でです。
突然、信号約10m手前お店の駐車場から車が飛び出してきたのです。
はんにゃの車の目の前です。
そんな状況ですから、はんにゃの車は回避行動とりますよね。
わたしもとりました。
はんにゃの車は、飛び出して来た車を、右によけて回避して衝突は避けたものの
コントロールを失って、蛇行運転状態、
右に振られ
左に振られ
蛇行を数回繰り返すこと、
コントロールを取り戻すことなく中央分離帯に衝突
そして、空中をぶっ飛び、
回転しながらひっくり返り、反対になったまま滑って
反対車線の電柱にぶつかって停止しました。
わたしは、「わぁ!」
と右によけながらフルブレーキ
ぶつかることなく、恐怖を味わったもの無事停車。
怖かったことを考える暇も忘れ、
はんにゃの車の状況が気になり、
急いで、近づいて反対車線に止まりました。
その飛び出した車も、気になったのでしょう。
一緒に走り出し、私の車の後ろに停めました。
車を降りて、近づいて安否を確認しようと
思っていたら、運転手がひっくり返った状態の車から一所懸命はいでって来ました。
凄くと安心した瞬間。
今まで忘れていたことを一瞬で思い出し、
寒気と鳥肌がたちました。
はんにゃの車、はんにゃの車とか書いてましたが、今だから面白おかしく書けるだけで
あの時は普通の車としか思っていませんでしたが、
10分前の、危険な車・危ない車・近づいてはいけない車
あの不気味な「はんにゃ」のような顔が浮かび上がっていた車だったのを
思い出し、とてつも怖くなり。
はんにゃの車の運転手さんにはもうしわけないが、
急いで車に乗り家に帰りました。
本当に運転手さんには、今でも申し訳ないと思っていますが
怖くてその場には居たくありませんでした。
そんな10年前の不思議な話でした。
今でも、あの「はんにゃ」の顔が忘れられません。
やはり「はんにゃ」の仕業なんでしょうか?
私が、青信号になって一瞬で忘れてしまったことや、
目の前に車が猛スピードで着ているのにも関わらす、駐車場から飛び出してしまった車の行動や、
事故が起こったことも。
事故があったその場所も。
今、考えても不思議なことばかりです。
唯一、はんにゃの車の運転手が、悲惨なことにならなかったことが救いです。
交通量の多い道路です、いつもならかなりの車が通っていたはずなのに、
そのときはタイミングよく車が通っておらず、2次被害などありませんでした。
もし、反対車線に車が着てたら大変事故になってたと、
考えるだけで怖くなります。
本当に、怪我が出なくてよかったです。
長文になり、話しが伝わったかどうかわかりませんが。
楽しんでいただけました?