キタキタキターーーッ ← 新日プロレスファンならわかるハツラツオジサンの掛け声

地獄の3丁目に到達したのが2日後の夜、それから6日後まで徘徊
やはり回を重ねる毎に末梢神経障害による手足先の痺れ、痛みは増している。鎮痛剤と入眠剤を組み合わせ寝落ちのような細切れ睡眠で痛みを凌ぐ

マッサージ器もあらたに新たに購入し、改善できるものがないか模索



痛みで食べる楽しみが無くなり、体力低下を防ぐために食べれそうな果物やお菓子を摂取。痛くて食べるどころかよと言うのが本音である

作り置きの常備菜をホーチミンと義母に提供
こんな苦行も残すところ3回、折り返し地点に到着だ

昨日もまだ本調子ではないが29日の待望の鹿児島大会のチケットを発券せねばならなかったので、必死のパッチでコンビニへ行き説明書片手に発券。愛のチカラは小難しい今どきのやり方も越えていくのだ
その後、ニャンズのご飯が少なくなって来ていたので購入し、調子が悪くなっていたタブレットを新しいのに交換。

義母に寿司、自分たちにはほか弁を購入し帰宅

体調が良くなったからではない、チケットゲットした勢いで動いたようなもんである。途中、無人販売の筍と古参竹を買い久々にホーチミンの好物の古参竹の味噌汁を作ってやると言うと喜ぶホーチミン


そんな日常が帰って来つつあるところにチャイムが鳴った

何かの配達?集金?何かね?
アタシは家ではハゲ散らかしてることもありホーチミンが居る時はホーチミン優先で来訪者に対応することになっている
玄関の扉を開けると義母の甲高い声

話の半分以上が最早、カオスな義母の認知具合だから体調が悪い時には関わり合いたくない。ホーチミンが居て良かったと台所へ避難する
2人の会話は狭い家なので筒抜けで、義母がわざわざ訪ねてきてまでも確認せねばならなかったことかと言えばそんなものではなく


『全労済ってなんのことけ?国鉄の労働組合のことだろうね』

は?お気は確か?なんで30年以上前に廃止された労組のお知らせが時を越えた令和にやって来るんか。あんた、原田知世でもあるまい。少女でもあるまい、89の婆さんが。


全労済 つまり生協 COOPのことで誘われたのか以前、週一で送迎付きのCOOPに買い物に行っていたみたいだがCOOPには良いものがないといつしか行かなくなった義母
その時に一口かけていた全労済の保険のお知らせが来ていたと考えるのが自然だ


ホーチミンが母屋に寿司を持っていく時にそれを説明すると、勝手に解約した保険を言い出し『どうしよう、また入り直した方がヨカよね』と、のたまう。

入り直すって、、、あんた、、年幾つよ。今更、死亡保険以外あるわけないがね。何で勝手にして、尻拭いをアタシラに言ってくるんか。。。
ぶりぶり怒り呆れてホーチミン帰宅
だけど仕方ないよね、89歳、認知はあれど話は普通に出来る。
自分の意思を持って生活している。隣に息子夫婦はいるけど監視状態じゃなく自由に生活を送っている。
思いついたことをやっても止める人はいない
にっちもさっちもいかなくなったり、疑問が解決できなくならない限り暴走は止まらないのよ
やったことも、何でやったかの理由も忘却だし。

とりあえず保険の窓口で相談させて現状を認識させるよう進言した。
あと、財産管理が出来るとは思えないから資産だけは生前譲渡する手続きを始めてってね。
詳しくは書けないけど、義母がまだシッカリしてた時に『〇〇がウチの土地を狙ってる』って言っていたことがあったのよね。気持ち悪いじゃん。その人、義母とは親戚なんだけど、事業しててかなりの借金を抱えてるって話でさ。
たまに義母のところにも来るんだけど、アタシには胡散臭くて。
義父が一生懸命買った土地を騙されて取られるわけにはいかないから。
義父のものは義母のものだし、義母亡き後はホーチミン兄弟のモノじゃん。
そこはきちんと守りたいのだよ、アタシは。


ってか、『どげんすることじゃろかい(どうすることだろうか)』ってヘラヘラ笑いながら言うのが最近の義母の18番なんだが

『どげんもこげんも(どうもこうも)、

知らんがなっ!』と一喝したいわ、マジで。