すこぶる復活という程ではないが、疼くような骨痛が治まり日常生活に支障が無くなりだした7日目
休みのオバが買い物に付き合ってくれるという。
ホーチミンといるより、イライラしないし気兼ねなく甘えられるというのもあって、休みのホーチミンを自宅に放置し迎えに来たオバの車で久々に外出、買い物。

食欲はあまりないが、料理の材料がないのは困るし常備菜を作るのは気分転換の趣味の一つなので農協直売所とお気に入りの古びたスーパーをハシゴする。
アタシが買いたいものを買いたいだけ購入するとアホみたいな量の重い購入品を黙々とオバは運んでくれる。感謝しかない。


オバとは18歳の時からの付き合いでアタシの友人の中では最も長い付き合いの友人だ。看護師としては一学年先輩で年齢は3歳上だが、先輩風を吹かすことなく見た目にもキャラ的もアタシがいつも上からモノを言うような関係性だが、何故かオバはアタシだけ、そんな無礼を今日まで許してくれている。
自分も許されるかとアタシより一つ下の後輩がアタシと同じ様にふざけて『オバ』と呼んだら穏和が取り柄の彼女が

『オマエにオバって呼ばれるいわれはない💢!』


とドン引くような怒り心頭で一喝し、その呼称はオバの姪子さん2人とアタシのみに許されている激レア呼称が確定している。

なぜ、そこまでアタシを大切にしてくれるかはわからないのだが、年上や古い付き合いであること、気兼ね知らずの間柄からもアタシがピンチになると最大限のサポートをしてくれる頼りどころなオバのお陰で今回もアタシがしたいように、アタシのペースに全て合せて付き添ってくれた。


しばらくぶりの外出で気分も上がり久々に感じた空腹
買い物の後にランチしようとなり近場の店を覗いたが定休日や予約客のみの店でランチにありつけず。
結局、ドライブがてら谷山まで車を走らせ『小さなレストラン neko』でパスタのコースを頂いた。

ナスとひき肉のボロネーゼ

ミニサンドイッチ  キッシュは撮るの忘れた

デザートはニューヨークチーズケーキ


サンドイッチは一つは食べ切れず紙ナプキンに包んで持って帰った。

そして退職金で潤っているからとランチ代金はオバの奢り。いやはや、アタシがお礼で払わなきゃいかんのに。。。ありがとう、オバ。


オバは料理が苦手で惣菜で済ませる事が多いので常備菜作るとオバ夫婦の一食分を数種類、渡すのが凄く嬉しいらしいから煮しめやキンピラ、浅漬を作らなきゃな。


昨日、オバにも話したけど配偶者には恵まれなくても、それ以外の家族、友人には恵まれ過ぎるくらいの環境であることは決して当たり前ではない、感謝なことだし、その環境だから闘病も耐える気持が維持できるって。
オバは弟は悪性リンパ腫、姪子は乳がんで現在、闘病中で家族として支えている立場だから、きっと他の友人以上にアタシに元気になってほしいと思う。


オバ、アタシ、頑張るよ。アタシには支えてくれる何人もの応援団がいる。
自分の人生が過ごしやすいモノにするためは勿論だけど、支えてくれる人に命の強さを見せて、復活して安心させるために力加減しながら頑張っていくよ


約束するよ