まぁ、アタシにしては深夜まで連日、起きながらけぇこちゃんと喋りまくって笑いまくって。

興奮してるからか朝も早くから目が覚めるし。←それは加齢による変化

最終日はけぇこちゃんにお礼の手紙、ピンちゃんに激励の手紙を早朝作成

ピンちゃん、今、薬剤師二年目でアタシだったら机をひっくり返すくらいのクソヤロー薬局長と働いてて、石の上にも3年とかいうレベルを遥かに超えたブラックな職場で頑張っててね。
我慢強い子だから腹に怒りをフツフツ溜めながらも休むことなく働いてるわけ。
仕事の先輩として頼りに出来る人は居るかもしれないけど、人として指南出来るような類は居ないようで、勤務環境がキツい所でも守って育ててくれる先輩に恵まれたアタシからすると不憫で仕方ない。


中学校から勉学に励んで頑張りの結晶である薬剤師の資格だけど、やっぱり周りの人に恵まれて人間味のある薬剤師さんへ成長してほしいのよね
同じ医療の世界で働くアタシとしては。
ってことで、そのクソヤローな薬局長をこき下ろす文言をタップリ書いた手紙

いいか、◯きと◯、たかだか30代で偉そうなこと、言ってんじゃねぇ。偉そうなことを言ってる暇があるなら残業しなくてよいシステムを考えるのが『長』と名のつく人間がすることなんだ。頭は良いアイデアを考えるために使うためにモンなんだ。立位のためのバランス取るためだけに使ってるんじゃねぇ。
過ぎることをしたら、けぇこちゃんとタッグ組んで叩き潰してやるからな💢



仕事に行くピンちゃんを見送り、けぇこちゃんが準備してくれた朝食を頂く
朝からフルーツて、貴族か。←イヤ、違う


軽く化粧をして帰る準備。いつもスッピンなのに?って?
だって真壁さんが歩いていたらサイン貰うのにスッピンじゃ失礼じゃん。
一縷の望みがあるなら万全の準備をしなくては!

が、当たり前の如く、玉砕。
けぇこちゃんはアタシの希望に合わせバスの近くまで再度車を走らせ、確認

性懲りもなく、また写真を撮る。←執恋(しつこい)

唐戸市場を出る道を駅に向かって左折した時にけぇこちゃんが単身赴任をしていた山さんを追ってピンちゃんと引っ越しした時、付いていった日が脳裏に甦った。
アタシはホーチミンの車で鹿児島に帰るために左折し、山さんとの家に帰るためにけぇこちゃんは右折。
けぇこちゃん家の車がバックミラーから右折で消えた瞬間、アタシは助手席で暫く号泣した。
あの時、一緒に見送ってくれた山さんは今は海を経て空に昇り、アタシ達を見守ってくれているんだと思うと寂しくて切ない。


ほどなく新下関駅に着いて暫しのお別れ


鹿児島への新幹線に乗車する旅の終わりにいつも思うのは、次の旅へのフラッグが今、振り下ろされたんだってこと。

確かに移動は疲れるけど会いたい人に会いに行ける幸せ、これからも噛み締めたいと思うよね