サマー・ナイト 訳すれば夏の夜

このコロナ禍最大の波が到達している先日、3年ぶりに大規模な花火大会が開かれた。
  

大体だ、アタシが夏に外を出歩くのは今や、買い物と飲みに行くときだけ
暑いさなか、外で花火を見て楽しいと思える精神の余裕はない。
天文館経由のバスは激混みするし花火前は中央に向かって、花火が終われば郊外への道もアホみたいに混む

いつもならガラガラの仕事帰りのバスは当然座れず、道が混んでいるので1時間立ちぱなしで半月板が悲鳴を上げた過去がある。
しかも居酒屋は満杯で気晴らしも出来ないサマー・ナイト、アタシには不要でしかない。

だが花火、海、キャンプなどのアウトドアは夏の楽しみという人も居るだろう。
アタシには生涯縁がないであろう野外の夏フェスにしろしかりだ。


これはコロナ禍と闘う医師の叫び。
医師は叫べば取り上げる所も媒体もあるが、一番難儀なのは医師を支える医療従事者だ。





アタシはコロナ禍に関してはギブ&テイクは医療の中でも仕方ないかと思っている。
副反応を考えればワクチン、打ちたくないかもしれん。
だが現場の医師の見解ではワクチンをしていれば重症化は防げるかのであれば己のためにもリスクが少い人はワクチンは継続した方がいい。
せめてインフルエンザのように抗ウィルス剤が出来るまではリスクのある人やリスクある人の周囲の人は出来るだけ頑張ってワクチン、受けてほしい。

最前線で闘う人のためにもだが、まずは自分や周りのために。


アタシが関われるのは親しい友人、つまり親友しかない。
親友であれば医師や自分の知識鑑みてして適切な医療を提供出来るが通常はそんなことは無理だ。
罹患すれば医療機関に行かなきゃならん。
コロナを風邪という現実味のないことを言っているのもいるが、外来や市販薬で治せてナンボなんだ。
それまではそれなりの防具や対策は必要だってこと。
対策の1つがワクチンだってことだ。

アタシの友人や知人も何人かコロナに罹患した人はいるがワクチンを受けて今の時点で入院を要した人はいない。
ただ症状は軽症といってもただの風邪症状ではない。
針を刺されたような強い喉の痛みや高熱、眠れないくらい酷い咳
薬やワクチンがなかった頃のインフルエンザに匹敵する。


アタシは若い頃、インフルエンザに罹患し『確かに何万人が亡くなるだけの病気だ』と震え上がったことがある。
コロナの感染力や肺炎等の2次障害のリスクはそれ以上といっても過言ではない。

とあるアーティストがライブで声出しを煽るような発言の賛否両論があったが、自分の家族がコロナで命を落としていたり、親友が医療の最先端で従事していても同じ言葉が出ただろうか。

3年も我慢してというが、三年前はもっと我慢していたはずだ。
全く同じ世の中ではない。
総合的に評価せず、色んな人がいることを想像できない勝手さがあの言動に繋がったとアタシは思っている。




同じアーティストならこんなふうに言ってもらいたいもんだ。


三年前コロナほどではないのは事実だが、まだまだコロナは侮れないことを忘れないでほしい。