日々更新される1日の新規感染者数
鹿児島もフェーズ4に上がった。


それでも帰省する人、人、人。


お盆は帰省することが必須なんじゃない。
休業となり時間を有り余している彼女だって静かに波が収まるのを祈るような気持ちで待っている。



家族愛が強く沖縄に帰省するのが一番の楽しみで活力源にしてきた彼女。
感染に歯止めがかからない沖縄とはいえ、帰省できない夏は痛恨の極みだろう。



今年も3人で迎えたお盆



小雨が降る中、迎え火のしるしを義父さんは見つけて帰って来てくれただろうか。一回り体の小さくなった義母さんを心配しているだろう。


『体がキツくて何も出来んかった。ゴメンね、○さん』とションボリ肩を落としていたが、こちらとしては盆前に無事に退院してくれただけで十分。
以前は義母さんが作ってくれていた盆の郷土料理、呉汁はここ数年はアタシが作成している。


材料を揃え



鍋で煮る


ミッチーは呉汁を作ることは無かったから、アタシは嫁いでから呉汁を知り今は作るまでになった。

生の大豆を煮たものを買って薄皮を取り、刻んで作る呉汁は地味な見た目に依らず手間がかかる。
だがその手間の分、野菜と昆布の出汁の旨味は群を抜いた美味さで食べたことのある人は作りたくはないが盆に食べたい逸品だ。



大鍋で作り主任、りーちゃんにもお裾分け。特にりーちゃんは『死んだ両親が昨日夢に出たのはこれだったのかも。母ちゃんが盆には呉汁、作ってて私、大好きなんよ。ありがとう、仏壇にも備える。』大事そうに抱えて行った。
ウチも昨夜、義父さんの仏壇に供えた。


感染の波が収まる目処すらたたない今だけど、物事に始まりがあるように必ず終焉もくる。大切な家族、友人、周りの人、それを守るのは自分の行動であることを自覚することが一番の感染対策だとアタシは思う。


あと、マスクを布やウレタンを使っている人、デルタ株はエアゾロ感染と言って空気感染ではないけど飛沫より小さなエアゾロで感染もするくらいのウィルスだから布、ウレタンではほとんど効果はないと思った方がいい。
今はお洒落度外視できちんとウィルスブロックできるサージカルマスクを装着するのが最低限の感染対策だ。


鼻も口もシッカリ覆って鼻頭の隙間も塞ぐ付け方をしてね。