熊本が甚大な被害を受けた地震の日、ホーチミンは幸いにも休みだった。
翌日も休みだったが土曜日は夜勤なので熊本の工場に向かわなければならない。
新幹線と在来線を使い通う通勤地は宇土市
ひしゃげた市役所が幾度も映されたやはり被害が大きい地区。
新幹線を使っても片道二時間半ほどかかる距離だから、新幹線が不通となった今は倍ほど時間を要することになり
いくら始発で鹿児島市を出ようが勤務開始には間に合わない。
となれば、前泊。
前の日に工場に到着し勤務に合わせるということになる。
土曜日のために金曜日に熊本入りかと思っていたら、鹿児島の駅勤務の人数が足らないからと急遽、熊本に行かず鹿児島で勤務させてもらえることに。
夜勤明けで日曜日帰宅し、月曜日は休み。友達と遊び、火曜日も休みだったが今日から夜勤が続く。
さすがに今日は前泊も致し方なかろうと準備をするかと思えば、のらりくらり。
あわよくばまた鹿児島の駅勤務へ変更かと思っていたのだろうが、そうはいかん。
昼過ぎ、夕方、上司に二度電話で確認していたが、いずれも前泊することを勧められたとガックリ
キーキー不機嫌丸出しで間に合うか間に合わないかの時間に出発していった。
当日の出勤が困難なら前泊は当たり前だ。仕事とはそういうもんで、責任感と良識の元に大変な状況でも継続されるものだ。
ホーチミンの行動は危機管理能力ゼロとしか思えん。
鹿児島から出勤し通勤手段がないからと工場に泊まりっぱなしの職員もいるというのに。
確かに被災地で働くのは苛酷だし、大変なのもわかる。だけど、その思いは他の職員だって同じだろう。
せめて自分の勤務日は任せてくれ！って踏ん張らなきゃよ
新幹線が今日から新水俣まで再開されると速報が入り、迷いながらも一応電話で教えると今朝始発の新幹線を使って出勤すると途中からトンボ帰り。
で、出勤時間に間に合うのかと思ったら完全な遅刻…って…。
お前は『ゆとり』かーっ💢💢！！
ノロなのに出勤する義母
遅刻なのに前泊しない息子
意味がわからんわっ！
