梅雨が明け照りつける日差しの夏真っ盛りな薩摩も

今年は例年以上の長梅雨で日照不足。

雨だらけのじめじめだった。7月頃から庭には大量の蚊がブンブン。

藪も水場もないのにこの蚊はどっからくるのかと不思議だったが

人一倍蚊に刺されやすいアタシ。

付いてこようとする蚊に殺虫剤を噴霧しそそくさと家に入るのが関の山。

同じく、庭でタバコをふかすホーチミンも蚊の異常発生を不思議に思っていた。
タバコの度に刺されることに嫌気がさし
蚊の巣窟となっている現場を突き止めようと晴れたある日ホーチミンは何ヵ所も蚊に刺されながら庭のアチコチをくまなく探した。

もしや!?と思い庭の排水のたまり場になっているマンホールの蓋を開けたら

見たこともない大量のボウフラ!!

お前らかぁ!!

ホーチミンは洗剤をドボドボと水たまりに投入。

しかしボウフラ死なず。

10ヶ所以上蚊に刺され、あまり怒らないホーチミンが怒りのランボー、いや、乱暴者に…!

倉庫からヒシャクをとりだし中のボウフラ入りの水をすくいだし、家の前の煮えたぎるアスファルトに叩きつけた。

こん、クッサレをめぇ~!と暴言を吐きながら

一心不乱で中の水を全てすくい、何度も何度もアスファルトへ、バシャッ、バシャッと叩きつける。

MJより鬼気迫る姿だ。

※MJとはマイケル・ジャクソンじゃありません。
アタシの近所の迷惑JJIのことです。

日曜日もマンホールを開けボウフラチェックをしていた。

アッパレ!ホーチミン!

根元を絶ったためか庭の蚊、激減。

その執念は賞賛するが、ハイターや、液体の殺虫剤、除草剤なんかを入れたらいいんじゃないの?

ヒシャクで水をかき出してボウフラ撲滅なんて
原始的な作戦、今の日本で考えてするのはアンタぐらいと思います…。