気功のための座学は、主に中国医学の勉強と儒教・仏教・道教の経典の勉強になります。

これだけでも、たいへんな量ですから、スピリチュアルのようなことをやっていると、勉強する時間もなくなって、ただバカな子になってしまいます。

中国医学は、日本の鍼灸と漢方を勉強して行けばいいですが、経典も日本で手近にあるもので十分です。無理をして、道教の経典を中国から取り寄せる必要はありませんし、黄庭経などは日本ではお習字のお手本として市販されているものです。

老子・荘子の現代日本語訳は、現代中国語訳よりも優れています。

それより、もっと手近な般若心経や論語が、気功の重要な経典ですし、浄土宗・浄土真宗のお家には必ずある浄土三部経の中でも、だれも読まない観経(観無量寿経)は重要な気功の経典です。

経穴(ツボ)は360以上ありますから、なにから覚えればいいか迷ってしますが、中国医学の良書では必ず、八交会穴を最初に取り上げますから、8つです。

中国医学で最初に取り上げるものは、気功にとっても、最初に取り上げるべきものです。気功の動功のすべての動きに連動します。気功の動功は、八交会穴を使って動きます。

気功の座学。