roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」「悪は存在しない」などの濱口竜介監督 ・脚本が、パリを舞台に同じ名前の響きを持つ女性2人の魂の邂逅を描いたドラマ。

がんの転移を経験しながら生き抜く哲学者・宮野真生子と、臨床現場の調査を積み重ねた人類学者・磯野真穂が交わした20通の往復書簡「急に具合が悪くなる」を原作に、偶然出会った2人の女性の交流と世界に対峙する姿を描き出す。

パリ郊外の介護施設「自由の庭」で施設長を務めるマリー=ルーは、入居者を人間らしくケアすることを理想としていたが、人手不足やスタッフの無理解などに悩んでいた。

そんななか、マリー=ルーは舞台演出家である日本人女性の真理と出会い、彼女の描く演劇に勇気を貰う。

名前の響きが同じであることから2人の交流が始まるが、がん闘病中の真理の具合が急に悪くなり、病状の進行と共に彼女たちの関係は深まっていく。

出演は、「ベネデッタ」などのビルジニー・エフィラがマリー=ルー、「ウルヴァリン:SAMURAI」などのハリウッド映画にも出演する世界的ファッションモデルのTAOこと岡本多緒が真理を演じ、真理が演出する舞台の出演俳優・清宮吾朗役で「敵」などの名優・長塚京三、吾朗の孫・窪寺智樹役で「見はらし世代」などの注目若手俳優・黒崎煌代など。

脚本は他に、ルディムナ玲亜。

音楽は、サミュエル・アンドレイエフ。

2026年・第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、ビルジニー・エフィラと岡本多緒がそろって女優賞を受賞。

岡本多緒は日本人で初のカンヌ国際映画祭女優賞受賞の快挙を果たした。

映倫区分G

2026年作品

フランス=日本=ドイツ=ベルギー合作映画

配給はビターズ・エンド

製作会社はCinefrance Studios=オフィス・シロウズ=ビターズ・エンド=Heimat Film=Tarantula

上映時間196分

 

 

原作は未読です。

 

良かったです。

とてもいい。

カンヌで話題になっただけある作品だと思います。

とてもカンヌが好きそうな作品ですね。

でも、上映時間196分は長い。。。

それくらいの時間をかけて描かないといけないという作り手の意図はわかりますが、やはりちょっと長すぎる。

特に中盤はちょっと長さを感じてしまった。

中弛みがあるわけではなかったとは思いますが、体調の問題もあってか、ちょっとしんどかった。

ただ、内容は素晴らしいものでした。

深い余韻がありました。

 

パリと京都、同じ名前の響きなどの対比構造で、主人公の2人の立ち位置や状況などが浮かび上がってくる。

この構成、脚本の作りは素晴らしいです。

もうじっくりと繊細に書き上げている感じですね。

2人の長回しのシーンは、とても見応えがある。

主演2人の女優の演技は、演技であることを超えているステージになるのではないかとも思えてしまう。

 

ただ単に、闘病の辛さや問題をドラマ的に描いてるものではないのが素晴らしい。

介護現場の人手不足や、ケアの問題や現代の冷たさを感じる資本主義など描いている事を伝えようとする、作り手の野心みたいなものが垣間見えた。

それを、こういうとても映画的な手法で見せるやり方は、さすがというかとても濱口竜介監督らしいものがあったのではないかと思います。

と言っても、私は濱口竜介監督の事をあまり知りませんが、なんか濱口竜介監督の色々な思いが詰まっている作品なんだなというのは伝わりました。

愛を感じました。

ここで、観ているこちらは心を揺り動かされる。

やっぱりというべきなのかわかりませんが、濱口竜介監督は唯一無二の監督なんだなぁと思いました。

 

たしかに長さは感じたのですが、その長さの中に、丁寧に積み重なれていくセリフや感情が、やはりきっとこの196分という時間が必要だったんでしょうね。

それはとても理解できます。

じっくりしっかり見ると、この長さでも無駄なシーンやセリフなどがないんですよね。

全体的にちょっと唸ってしまうような作品の出来でした。

観ているこちらは、しっかり向き合って観なければならない作品です。

 

ただ、あえていうならちょっとセリフが多すぎるのかな。

必要なセリフだとはわかりますが、セリフで色々言い過ぎているのかな。とも思えるところはあったかなぁ。

ま、でも、そこも観る人の捉え方によって変わるかもしれないですね。

 

 

現段階では上映館数217館と中規模公開。

6月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「黒牢城」、「免許返納!?」、「マジカル・シークレット・ツアー」、「傘少女」、「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」、「イミディエイト ファミリー」、「君は映画」、「億万長者の不都合な終末」、「さよなら、僕の英雄」、「遺愛」、「プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた」、「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」、「劇場版 山崎一門Ⅱ~日本統一~」、「GENERATIONS “6IX SENSE” LIVE IN CINEMA」など。

濱口竜介監督作の2021年の「ドライブ・マイ・カー」は、日本で約13億7,000万円。

2023年の「悪は存在しない」は、不明。

今作はカンヌの主演女優賞のW受賞、しかも日本人の岡本多緒ということもあり、メディアでの紹介も多数されています。

大きな話題になっているので、そこそこヒットするでしょうか。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は3億7,000万円と予想。

星4つ(5点満点) 

★★★★

 

 

「急に具合が悪くなる」公式サイト

 

「急に具合が悪くなる」のチラシ付きパンフレットです。

 

今作の原作本『急に具合が悪くなる』です。

 

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ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

 

周りに流されて生きてきた3人の女性が金の密輸を通して絆を深め、それぞれの人生を取り戻していく姿を描いたクライムドラマ。

監督は、「ミセス・ノイズィ」「佐藤さんと佐藤さん」などの天野千尋が、2017年に中部国際空港で主婦たちが金の密輸で逮捕されたという実在の事件に着想を得てメガホンをとった。

脚本は、天野千尋監督の「佐藤さんと佐藤さん」でも組んだ熊谷まどかと共同でオリジナル脚本を執筆。

シンガポールで大規模なロケを敢行し、きらびやかで危うい金密輸の旅路を描き出す。
2児の母として平穏な日常を送っていた和歌子は、夫が横領により会社を解雇されたことを知る。

夫の借金を返済するため、シンガポールで金の密輸に加担することになった彼女は、奨学金の返済に追われる非正規雇用の研究員・清恵と、貯金ゼロの未婚の妊婦・麻由と出会う。

密輸を成功させ味をしめた3人は、自分たちで密輸を始めることにする。

お金と自由、そして自分らしく生きる喜びを初めて手に入れ、魔法のような時間を過ごす3人だったが。。。
出演は、夫の横領を知った2児の母・和歌子を「ブラック・ショーマン」などの有村架純、借金を抱える研究員・清恵を「アイミタガイ」などの黒木華、未婚の妊婦・麻由を「禍禍女」などの南沙良、和歌子の夫・高志役で「SAKAMOTO DAYS」などの塩野瑛久、清恵の同僚・椎名役で「秒速5センチメートル」などの青木柚、高志の上司・田ノ上役で「港のひかり」などの斎藤工など。

音楽は、「眠り姫」などの侘美秀俊。

主題歌は、椎名林檎の「ありあまる富」。

映倫区分G

2026年作品

日本映画

配給はアスミック・エース

上映時間114分

 

 

良かった。
面白かった。
天野千尋監督は、「ミセス・ノイズィ」が抜群に面白かったし、「佐藤さんと佐藤さん」も良かった。
なので今作も期待していましたが、それを超えてきました。
「ミセス・ノイズィ」や「佐藤さんと佐藤さん」よりも、だいぶ予算がついた感じですね。
シンガポールロケやキャストの豪華さも、スケール的にも今までよりだいぶアップしている感じですね。
大作感というところまではいっていませんが、いい感じのスケールになっていると思います。

実話ベースとうのがいいですね。
でも、単なる犯罪の物語だけになってはいないところでしょうか。
ちゃんと社会派のエンタメになっています。
ちゃんとドキドキするシーンもあるし。
見せ方が面白いです。
有村架純、黒木華、南沙良の演技も魅力的です。
演出もいいですね。


たしかに3人はどん底にいて、犯罪を犯しているのですが、なんだか観ているこちらは前向きになるんですよね。
切ない物語ではあるんですけどね、展開も全体の雰囲気も明るめということもあり、なんだかポジティブな思いにさせられます。
努力しても報われないし、誠実に生きていてもどうにもならない苦しい現実ではありますが、なんだか希望を感じる事が出来る物語だったし展開だった。
サスペンス要素をもっと強くすることも出来たと思いますが、今作の持つなんともいえない感情の動きを見せる見せ方がいいですね。
その辺りのバランスがいい。
そこが大きな魅力の作品です。
ちゃんと爽快感があるのもいい。

作品内では、舞台となった2017年くらいは金の密輸は大したことのない罪として描かれていますが、最後に現在は罰金も大幅に引き上げられ、密輸強化体制が敷かれていると、警告しています。

なんとなくですが、雰囲気といい、物語の転がし方といい、音楽といい「ミセス・ノイズィ」な感じがあったように思える。
とか言いながら「ミセス・ノイズィ」は1回しか観てないから、音楽とかどんなんだったか忘れてるけどね。

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■興行収入予想

現段階では上映館数196館と中規模公開。

6月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「黒牢城」、「免許返納!?」、「傘少女」、「億万長者の不都合な終末」、「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」、「イミディエイト ファミリー」、「君は映画」、「急に具合が悪くなる」、「さよなら、僕の英雄」、「遺愛」、「プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた」、「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」、「劇場版 山崎一門Ⅱ~日本統一~」、「GENERATIONS “6IX SENSE” LIVE IN CINEMA」など。

2020年の「ミセス・ノイズィ」は、不明。

2025年の「佐藤さんと佐藤さん」も不明。

ですが、恐らく両作とも3,000〜6,000万円くらいではないと思います。

今作は今までより予算もかかっていそうだし、キャストも豪華であるので、恐らく天野千尋監督の過去一の興行収入になるのではと思いますが。

初登場9位スタートと予想。

最終興行収入は2億3,000万円と予想。

 

もうちょっと上でもいいかもしれないですが、

星3つ半(5点満点) 

★★★☆

 

 

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めっちゃ面白いです!

 

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ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

「港のひかり」「帰ってきた あぶない刑事」などの舘ひろしが主演を務め、70歳の映画スターが免許返納をめぐる大騒動に巻き込まれていく姿を描いたコメディ。
順風満帆な俳優人生を歩んできた南条弘は、最近では芸術映画でも数々の映画賞を獲得しているが、心の内ではアクション映画への出演を望んでいた。

そんな中、若い頃からの腐れ縁である俳優仲間の尾崎誠がバイク事故を起こし、南条は同世代の俳優としてメディアからコメントを求められる。

尾崎を諫める発言は世間から思いがけない注目を集め、ひとり歩きした論調は南条のマネージャーや家族も巻き込みながら、本来の意図とは異なる形で拡大解釈されていく。

これからも車やバイクでのアクションを演じたい南条だったが、周囲からは免許返納を期待され、人生最大のピンチに陥ってしまう。
出演は、舘ひろしが1994年の映画「免許がない!」で演じた役と同名の俳優・南条弘をコミカルに演じ、南条に振り回されるマネージャー・川奈舞役で「90メートル」などの西野七瀬、南条との出会いで大きく人生が変わっていく青年・来宮亮役で「国宝」などの黒川想矢、南条が所属する芸能事務所の社長・三宅篤役で「事故物件ゾク 恐い間取り」などの吉田鋼太郎、南条とともに一時代を築いた俳優仲間・尾崎誠役で「BAD LANDS バッド・ランズ」などの宇崎竜童、「映画『正直不動産』」などの大地真央、「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」などの真矢ミキなど。

監督は、「言えない秘密」「身代わり忠臣蔵」「総理の夫」「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦」などの河合勇人。

脚本は、「ラーゲリより愛を込めて」などの林民夫。

音楽は、「身代わり忠臣蔵」などの海田庄吾。

主題歌は、THE ALFEEの「Crossroad -愛の免許返納-」

2026年作品

日本映画

配給は東映

上映時間119分

 

 

1994年の映画「免許がない!」は、劇場公開時に観たなぁ。。。

それ以来観ていないので、あんまり覚えていない。。。

普通に面白かった覚えがありますが。。。

今作は舘ひろし演じる役が「免許がない!」と同じ南條弘という役なので、今作は実質的な続編になるんですかね?

スピンオフ?

ちなみに「免許がない!」は森田芳光監督でした。

今作でも西岡德馬が出てたしね。

 

 

はい。

面白いです。

まあ、この手のコメディの安定的な面白さですね。

そこそこはちゃめちゃな内容でした。

かなり王道でベタベタな笑いです。

それでも、ちゃんと万人受けする笑いどころをちゃんと抑えています。

コメディの舘ひろし、いいですね。

「あぶない刑事」以上のノリですね。

ギャップがたまりません。

 

ストーリーもとてもわかりやすいもの。

なのでとても観やすいです。

コメディだし、気軽に観れるところがいいですね。

とはいいつつ、格別面白いわけではありません。

アート性もありません。

まさに、この手のコメディ映画の王道!という感じです。

ブレてなくていいです。

 

 

キャストも昭和。

主題歌のTHE ALFEEの「Crossroad -愛の免許返納-」も昭和な感じで、おっさん世代にはたまりません。

展開など作り的には若干チープな感じがしますが、その匂いがある意味たまりません。

そこら辺も、昭和くささが出ていたんじゃないかと思います。

基本的に、度都合主義な展開もいいですね。

 

舘ひろしはやっぱり格好いいですね。

どこから見ても舘ひろしやね。

イケオジ過ぎませんか。

これは自分も昭和のおっさんだからでしょうか。

若い子もそ思うんでしょうか。

なんせ、昭和生まれが喜ぶ作りになっていますね。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数359館と拡大ロードショー。

6月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「黒牢城」、「マジカル・シークレット・ツアー」、「傘少女」、「億万長者の不都合な終末」、「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」、「イミディエイト ファミリー」、「君は映画」、「急に具合が悪くなる」、「さよなら、僕の英雄」、「遺愛」、「プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた」、「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」、「劇場版 山崎一門Ⅱ~日本統一~」、「GENERATIONS “6IX SENSE” LIVE IN CINEMA」など。

1994年の「免許がない!」は、配給収入約4億円なので、興行収入にしたら、約6億円ちょっとくらいか。

初登場6位スタートと予想。

最終興行収入は5億1,000万円と予想。

 

星3つ(5点満点) 

★★★

 

 

「免許返納!?」公式サイト

 

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ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)

 

「スパイの妻」「クリーピー 偽りの隣人」「Cloud クラウド」などで国内外から高く評価されてきた黒沢清監督・脚本が自身初の時代劇に挑み、第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞した米澤穂信による同名ミステリー小説を映画化。

荒木村重は織田信長の暴虐なやり方に反発して謀反を起こし、有岡城に立てこもる。

織田軍に包囲され孤立無援となった城内で、村重は血気盛んな家臣たちを抑えつつ、妻・千代保を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。

そんな中、城内で少年が殺害される事件が起こり、その後も怪事件が続発する。

容疑者は密室と化した城内にいる家臣や身内の誰かで、城外には敵軍、城内には裏切り者という状況に、誰もが疑心暗鬼に陥っていく。

追い詰められた村重は、信長の使者として説得に訪れ牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛に協力を仰ぎ、事件の解決に挑む。

出演は、城主・荒木村重を「海の沈黙」などの本木雅弘、天才軍師・黒田官兵衛を「サンセット・サンライズ」などの菅田将暉、村重の妻・千代保を「きみの瞳(め)が問いかけている」などの吉高由里子、村重の腹心・荒木久左衛門を「ミッシング」などの青木崇高、若手の家臣・乾助三郎を「火喰鳥を、喰う」などの宮舘涼太(Snow Man)、事件の目撃者である狙撃の名手・雑賀下針を「木挽町のあだ討ち」などの柄本佑、村重の隠し刀として暗躍する郡十右衛門を「兄を持ち運べるサイズに」などのオダギリジョーなど。

音楽は、「リボルバー・リリー」などの半野喜弘。

2026年・第79回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門出品。

映倫区分G

2026年作品

日本映画

配給は松竹

上映時間147分

 

 

原作は読もうと思ってたんですが、まだ読めておらず未読。
個人的にですが、苦手な黒沢清監督作品なのでかなり身構えていました。
でも、時代劇なので、ちょっと期待しておりました。

ですが。。。
うーん。。。
いつもの現代劇の黒沢清監督の世界観はより良かったですが。やっぱり黒沢清監督作って感じでした。
苦手な私には、やはりちょっとしんどい。
でも、とにかく時代ものが好きだし、荒木村重の事も好き。
それをもっくんが演じているのもとても魅力的。
菅田将暉は、NHk大河ドラマ「豊臣兄弟!」では竹中半兵衛を演じ、今作では黒田官兵衛。
軍師役が続いてるんですね。
双方とも天才軍師ということで、面白いですね。
と、他のキャストのみなさんも魅力的な作品でした。

でも。。。
物語がなんというか、どうもピンと来なかった。。。
うーん。。。
なんて言えばいいんでしょうかね。
少年・自念殺しの解明を探るために、荒木村重本人が家臣から話を聞き、色々な可能性を探る行動を起こす理由が、オープニングから続くのですが、その理由がわからないから感情移入出来ずにずっと展開する。
なぜ村重がこだわっているのがわからないから、物語にがっつり入り込めず、観客と物語の間に見えない壁があるような感覚になる。
が、それも章で区切られているので、一旦終わり、展開が変わる。
また別の殺害やサスペンスな展開へ。
さながら、名探偵村重な感じに。
どの章もエピソードの軸が変わっていくのだが、一貫して言えるのは、本木雅弘の演じる荒木村重はとても魅力的ではありました。
この殿であり城主である荒木村重が、信長と内通しているものを見出したり解明していく様は、この時代、荒木村重ならではのポジションであるからこその物語の進展であることが次第に明確に理解出来ていく。
その展開、キャラの厚みの見せ方が魅力的な作品ではあります。
でも、とても黒沢清監督らしい見せ方ではありますが、やはり微妙に散らかっている展開の真意が個人的には読み取りにくく、そこが入り込めないところであるのかもしれません。

 

 

今作は、歴史上の実話の裏側にある、フィクションの物語です。
たしかに、ちょっと黒澤明監督的な雰囲気もあったような気がする。
史実ではない物語が、描かれているのですが、荒木村重や黒田官兵衛の表現がユニークではありました。
感情の見せ方や、揺れ動き方などの表現は見応えがあります。
基本会話劇というもの見どころのひとつかもしれないですね。
個人的には、その部分に物足りなさを感じてしまったのですが。

まあ、物足りなさというか、なんというか、やはり少し感覚が合わないのかな。
それがあるので、いつも黒沢清監督作はちょっと長さを感じてしまいます。
今作も上映時間147分以上あるように思えました。

ただ、いつもの黒沢清監督のクセの強さはそこまでなかったように思えます。
時代劇の重厚さに軸が置かれている感じはしました。
いつもの長回しなどの色は十分にありましたけどね。

これは、やはり原作を読まねばと思いました。
きっと今作とかなり違うような全体の雰囲気の捉え方が出来そうなんじゃないと思いますが、どうなんでしょうか。

時代劇ミステリーだと少し前の「木挽町のあだ討ち」の方が、個人的には随分楽しめた。
「木挽町のあだ討ち」の方が、より大衆向けなんですよね。
好き嫌いが分かれてしまいがちのは、大衆性の部分が合うか合わないのか、というところかもしれませんね。

 

 

■興行収入予想
現段階では上映館数351館と拡大ロードショー。
6月19日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「免許返納!?」、「マジカル・シークレット・ツアー」、「傘少女」、「億万長者の不都合な終末」、「アイ・ワズ・ア・ストレンジャー」、「イミディエイト ファミリー」、「君は映画」、「急に具合が悪くなる」、「さよなら、僕の英雄」、「遺愛」、「プリティ・クレイジー 悪魔が引っ越してきた」、「ダイヤモンド 私たちの衣装工房」、「劇場版 山崎一門Ⅱ~日本統一~」、「GENERATIONS “6IX SENSE” LIVE IN CINEMA」など。
黒沢清監督の近年の作品作としては、2024年の「Cloud クラウド」は、約2億円。
2024年の「蛇の道」は、約2,000万円。
2020年の「スパイの妻〈劇場版〉」は、約2億5,000万円。
2019年の「旅のおわり世界のはじまり」は、約4,100万円。
2017年の「散歩する侵略者」は、約1億8,300万円。
2016年の「クリーピー 偽りの隣人」は、約6億3,000万円。
2015年の「岸辺の旅」は、約1億2,000万円。
2013年の「リアル〜完全なる首長竜の日〜」は、約4億2,000万円。
という感じ。
さて今作はどうか。
黒沢清監督作は国内でも海外でも評価されていますが、興行成績にあまり反映されていません。
今作は時代劇ということもあり、大きなヒットは望めないですが、キャストが豪華なので大作感はあります。
でも内容的に、玄人受けするものなので、大衆受けはしないでしょうね。。。
初登場3位スタートと予想。
最終興行収入は9億2,000万円と予想。

星3つ(5点満点)
★★★
 

 

「黒牢城」公式サイト

 

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やすらぎの場所であるはずのケアハウスを舞台に、冷酷な入居者に支配され逃げ場のない悪夢へと追い込まれていく老人たちの姿を描いたサイコスリラー。

長年判事として働いてきたステファン・モーテンセンは、病に倒れて車椅子生活を余儀なくされ、郊外のケアハウスに入居する。

そこには“ジェニー・ペン”と名付けられたドールセラピー用の指人形を手に陰湿ないじめで老人たちを支配するデイヴ・クリーリーという入居者がおり、ステファンは彼と敵対してしまう。

やがて、いじめの標的となったステファンに対するデイヴの嫌がらせや邪悪な行為はしだいにエスカレートする。

これまでの人生で正義のために戦い続けてきたステファンは、最後の戦いへと身を投じていく。

出演は、「教皇選挙」などのジョン・リスゴーが入居者たちを支配するデイヴ、「英国王のスピーチ」などのジェフリー・ラッシュがデイヴに立ち向かう元判事ステファンを演じ、2024年・第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀主演男優賞をそろって受賞、他にジョージ・ハナレ、「シェイカーラン」のイアン・ミューン、「スティックメン」のパオロ・ロトンドなど。

ジェニー・ペンのデザインは、「M3GAN ミーガン」を手がけた人形クリエーターのポール・ルイス。

監督・脚本は、ジェームズ・アッシュクロフト。

脚本は他に、エリ・ケント。

原作は、オーウェン・マーシャル。

音楽は、ジョン・ギブソン。

原題「THE RULE OF JENNY PEN」

映倫区分G

2024年作品

ニュージーランド作品

配給はエデン

上映時間104分

 

 

個人的に、ジョン・リスゴーのファンです。

ずっと昔から、彼の出ている作品は全てチェックしています。

今作は、久しぶりの主演ということで、期待していました。

 

いやぁ。。。

ジョン・リスゴー、怪演ですね。

いいわぁ。

このムカツク役、ばっちり。

老人施設のいじめ、陰湿やわぁ。

イジメって、世代が違っても同じなんですね。。。

イヤやわぁ。。。

ジェフリー・ラッシュもいい役ですわぁ。

 

じじいたちの演技合戦が光りますね。

なかなか面白かった。

でも、内容的には。。。

まあ、こんなもん。

という感じでしょうか。

展開も、まあ、よくあるような感じ。

でも、老人施設イジメという題材なので、観ていて心が痛いし、退屈になるようなものではありませんでした。

ただし、なかなかの胸クソ映画です。

悪い意味ではありませんよ。

 

ジョン・リスゴー演じるデイブの行動も、わからなくはないくもない。

普通の人は理性で抑えることが出来るのでしょうが、抑えられなかったら、デイブのようになってしまうかも。

とは思います。

今作はもちろん映画ですが、日本でもどこでも、こういうケアハウスのイジメみたいな話は実は良く聞いたりします。

誰が誰を好きになって三角関係になって、嫌がらせをしたりとか。。。

そういう仕事についている友達から、何度かそういう話を聞かせてもらった事があります。

高度高齢化社会だからこそ生まれた作品なんですかね。

 

今作、ポスターのインパクトがかなり強いので、この不気味な人形が。。。みたいなオカルトホラーかと思ってたら違うんですよね。

それだけポール・ルイスが作った人形にはインパクトがあります。

でも、霊現象系は一切なしの、ヒトコワ系。

なんですが、しっかりとホラーしてました。

派手に驚かせにくるジャンプスケアものではないですが、地味に精神を蒸しばんていく怖さがあります。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数14館と少ない。

6月12日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「映画 「Michael/マイケル」、「おそ松さん 人類クズ化計画!!!!!?」、「劇場版『旅人検視官 道場修作』」、「メモリィズ」、「祝山」、「ライフセーバー!」、「the moment/ザ・モーメント」、「尋秦記 バック・トゥ・ザ・パスト」、「エレノアってグレイト。」、「DIE MY LOVE/ダイ・マイ・ラブ」など。

上映館数も少ないし、ヒットになるのは厳しいですかね。

内容的にマニアックだし、大衆ウケはしないですかね。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は1,000万円と予想。

 

星3つ(5点満点) 

★★★

 

 

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ジョン・リスゴー出演の「教皇選挙」の Blu-rayです!

 

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ジョン・リスゴー出演の「ハリーとヘンダスン一家」のHDマスター DVDです!

 

ジョン・リスゴー出演の「ハリーとヘンダスン一家」のパンフレットです!

私も持ってます!

 

ジェフリー・ラッシュ出演の「英国王のスピーチ」のBlu-ray&DVDです!

 

 

ジェフリー・ラッシュ出演の「英国王のスピーチ」のパンフレットです!

 

 

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ときめきが続く、お花の定期便bloomee(ブルーミー)