roninの最新映画レビュー&けっこう当たる興行成績予想ブログ

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映画大好き、シナリオライター&映画興行予想師(自称)でもあるroninが、劇場で観た最新映画の感想とその映画の興行成績を予想します!

特撮番組の脚本執筆やUMA研究家として知られる中沢健の同名恋愛小説の実写映画化。

売れないピン芸人が初めて恋に落ちる姿を描く。

売れないピン芸人の佐藤賢治は、怪獣ネタで舞台に立ち続けている。

彼女いない歴=年齢で、妄想の世界に居場所を見出してきた佐藤は、嫌な相手を怪獣に見立て、自分をヒーローとして戦わせることで自分の心を保ってきた。

そんなある日、佐藤を面白いと言ってくれる女性、市川理沙が現れ、恋に落ちる。

しかし、不器用な佐藤は想いを伝えられないまま市川に距離を置かれてしまう。

監督・脚本は、「獣手」「オカルト地蔵」などの夏目大一朗。

出演は、主人公の佐藤賢治を「#真相をお話しします」などの原嘉孝、ヒロインの市川理沙を「グリーンバレット」などの沢口愛華が演じるほか、「消えない灯り」などの温水洋一、「ゲキ×シネ 髑髏城の七人(アオドクロ)」などの佐藤アツヒロ、「スープ 生まれ変わりの物語」などの六角慎司、「アオショー!」などの川上麻衣子など。

音楽は、「幸福のアリバイ〜Picture〜」などの松田純一。

主題歌は、Land Cell.の「優しすぎた怪獣」。

2025年作品

日本映画

配給はギグリーボックス

製作会社は「初恋芸人」フィルムパートナーズ

上映時間95分

 

 

2016年にテレビドラマ化さています。

2025年8月からは小学館「マンガワン」にてこやま仁によるコミカライズが連載開始しています。

原作小説は未読、ドラマは未見、コミックは未読です。

なんにも知らない状態で鑑賞。

 

面白かった。

甘酸っぱくて、切なくて、少し笑いもあって。

とてもピュアな感じが胸に刺さってきます。

ラストも嫌いではありません。

派手な作品はなく、起伏もそんなに大きくはありません。

大きくドラマチックなことも、さほど起こりません。

でも、その雰囲気がなかなかいい感じだった。

 

原嘉孝の演技がとても良かったですね。

キャラ自体も良かったし、深掘りもされていて共感が持てました。

演技もいいが、それを引き出している演出もいいですね。

でも、温水洋一と川上麻衣子の両親像がちょっと普通すぎですかね。

普通というか、絵に描いたような感じというか。

もうちょっと、なんかこの家族独特なものがあっても良かったんじゃないかともいますが。

 

ツッコミどころもそこそこあります。

心情の風景なのかなんなのか、ヒーローと怪獣のシーンは、どうもチープだった。

ちゃんとしたチープではなくて、とても中途半端。

チープに見せようとしているのか、真面目に見せようとしているのかわからなかった。

そこは残念なところ。

 

ロケ地のしまなみ、因島の風景も美しいです。

個人的には大好きな場所で、何度も行ったことあるのでとても響きました。

 

それからLand Cell.が唄うエンドロールの主題歌「優しすぎた怪獣」が胸に刺さりました。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数40館と少ない。

12月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」、「新解釈・幕末伝」、「楓」、「ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行」、「星と月は天の穴」、「ボディビルダー」、「北の食景」など。

まあ、ヒットになるのは厳しいかな。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は3,000万円と予想。

星3つ半(5点満点)

★★★☆

 

 

「初恋芸人」公式サイト

 

中沢健による「初恋芸人」の原作本です!

 

「初恋芸人」のコミック本です!

 

 

 

 

 

 

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過去に戻ることのできる“ドア”を使い人生をやり直す男女の時空旅行を描くヒューマンドラマ。

友人の結婚式で出会ったデヴィッドとサラはレンタカーのカーナビに導かれ、奇妙な“ドア”にたどり着く。

そこを通り抜けると“人生で一番やり直したい日”にタイムスリップしていた。

ドアは淡い初恋を体験した高校時代、母の最期を迎えた場所など彼らの過去に繋がっており、2人は過去をやり直すことで、自分自身、大切な人たちと向き合っていく。

監督・製作総指揮は、「アフター・ヤン」「コロンバス」『スター・ウォーズ:アコライト』などのコゴナダ。

音楽は、「千と千尋の神隠し」などの久石譲。

出演は、「スーサイド・スクワッド」などのマーゴット・ロビー、「イニシェリン島の精霊」などのコリン・ファレルが人生のターニングポイントとなる出来事をやり直していくサラとデヴィッドを演じる。

出演は他に、「幸せをつかむ歌」などのケヴィン・クライン、「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」などのフィービー・ウォーラー=ブリッジなど。

脚本・製作は、「ザ・メニュー」のセス・ライス。

原題「A Big Bold Beautiful Journey」

2025年作品

アメリカ映画

配給はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

製作会社はImperative Entertainment=30WEST=Chapel Place=Original Films

上映時間109分

 

 

うーん。。。まあ、普通に面白かったですかね。

雰囲気はいい感じです。

でも構成的にちょっとわかりづらいところがあったかなぁ。。。

この手のこういうハリウッド映画、最近ちょっと多いような気がします。

劇中で出てきた「ビッグ」のようなアメリカ映画が少なくなったですね。

今作はコゴナダ監督なので、若干コリアテイストも入っている感じかな。

内容的には、ファンタジーな感じはいいのですが、なんかリアルからわざと遠ざけているいるような感じがした。

「アフター・ヤン」の時もそうでしたが、コゴナダ監督は、リアルを描くのが苦手なんでしょうか。

ファンタジーの中でも、リアルを深く感じると、とても感慨深いものになったような気がするのですが、今作はその感覚が少し欠けているような感じがしました。

構成もそうだし、展開にも少しクセがある。

それもあえてそうしているんですかね。

 

そもそも、コゴナダ監督のそういった強い作家性と、今作のようなある程度製作費と、第一線の映画スターを起用したハリウッド映画との相性がまだ融合していないような気がします。

なんか微妙に違和感があるんですよね。

 

ただ、素晴らしいところもいっぱいあって、やはりコゴナダ監督の作家性の世界観はなんか染み入るところがあります。

映像も美しいし、色々な意味でのリアルさには欠けますが、ファンタジーという部分だけを見ると素晴らしい映像表現だと思います。

伝えたい事も、洗練されているところもあるし、作家性のアクの強さだけが前に出ている訳でもない。

近しい人を大事にすることの大切さをちゃんと伝えてきてくれている。

ちゃんとエンタメ性もしっかりとある。

主人公2人がそれぞれの親の気持ちや思いに降れるシーンは、ジーンときます。

 

ただやはり、先も言いましたが、それらが完全に混じり合っていないという感覚がありました。

なんか、もう少し。。って感じですかね。

個人的には、惜しいなぁ。とも思うんですが、ある意味惜しいとか惜しくないとか、そういう次元のものではないとも思えます。

 

それと、こういう恋愛映画は基本的に嫌いではありません。

なんか中2病な感じですね。

それがなんかチクっと心に刺さるところもあります。

 

久石譲は、今作が初のハリウッド映画のサントラを担当。

なんか、確かに美しい音楽ではありましたが、久石譲っぽさというのがあんまりなかったような気がする。。。

あたりさわりがなくな感じがしたのがちょっと残念でした。

もう少し、印象的なスコアが欲しかったなぁ。

 

それと、マイケル・クライン。

歳をとったなぁ。。。

ちょっと久しぶりな感じですね。

「ワンダとダイヤと優しい奴ら」が印象的でしたが、めっちゃおじいちゃんになってるんやん。

でも、いい感じになってきてますね。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数151館と少なめ。

12月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」、「新解釈・幕末伝」、「楓」、「初恋芸人」、「星と月は天の穴」、「ボディビルダー」、「北の食景」など。

北米では、2025年9月19日公開。

製作費は、4,500万ドル。

興行収入は、全世界で約2,020万ドル。

コゴナダ監督作の2017年の「コロンバス」の興行収入は、全世界で約111万ドル。

2021年の「アフター・ヤン」の興行収入は、全世界で約46万ドル。

今作は、全世界ではコゴナダ監督史上最大のヒットになりそうですね。

でも、日本ではヒットになるまではいかないか。

初登場圏外スタートと予想。

最終興行収入は5,000万円と予想。

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

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スピッツが1998年にリリースした曲「楓」を原案に、大切な人を失った男女が辿るせつない運命を描くラブストーリー。

須永恵と恋人の木下亜子は、共通の趣味の天文の本や望遠鏡に囲まれながら幸せに暮らしている。

しかし、恵の正体は、双子の弟のフリをした兄の涼だった。

本当の恵は1ヶ月前にニュージーランドで事故死しており、そのショックで混乱した亜子は、目の前にいた涼を恵だと思い込む。

本当のことを明かせない涼は、二重の生活に戸惑いながらも亜子に惹かれていく。

その一方で、亜子にも打ち明けられない秘密があった。

出演は、「湖の女たち」などの福士蒼汰が亡き弟、恵の恋人のために弟のフリをする涼、「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」などの福原遥が愛する恋人を失ったショックで、涼を恵だと思いこんでしまう亜子を演じる。

出演は他に、「52ヘルツのクジラたち」などの宮沢氷魚、「【推しの子】-The Final Act-」などの石井杏奈、「映画 少年たち」などの宮近海斗、「君の顔では泣けない」などの大塚寧々、「栄光のバックホーム」などの加藤雅也など。

監督は、「リボルバー・リリー」「窮鼠はチーズの夢を見る」「リバーズ・エッジ」「世界の中心で、愛をさけぶ」などの行定勲。

脚本は、「大きな玉ねぎの下で」などの高橋泉。

音楽は、「爆弾」などの小島裕規。

主題歌は、スピッツの「楓」。

映倫区分G

2025年作品

日本映画

配給は東映=アスミック・エース

製作会社は映画『楓』製作委員会(アスミック・エース=東映=研音=JR東海エージェンシー=カルチュア・エンタテインメント=東映ビデオ=日本出版販売=C&Iエンタテインメント=セカンドサイト)(制作プロダクション:アスミック・エース=C&Iエンタテインメント)

上映時間120分

 

 

歌からインスパイアされて映画になったものって、私、苦手なんですよね。。。

「糸」もあんまりだったし、「涙そうそう」はもうひどかった。。。

「366日」は、もう最後まで無理やり押し切られたと言う感じ、思わず泣いてはしまったんですが、基本的にインスパイア系の作品はどれもいまいちなものが多いです。

なので、今作もあまり期待をしないで観ましたが。。。

とはいえ、監督が行定勲さんなので、ちょっと期待。

 

うーん。。。

まあ、普通に面白いですかね。

だいぶ物語からして狙ってきている感じはありましたけどね。

リアリティがないというか、演出から設定、世界観、雰囲気など色々と作られたものって感じがしました。

とはいえ、とても切なくて穏やかな映画ですね。

物語の展開も演出も編集も構成も、めちゃめちゃこの手の日本映画!って感じがしました。

 

スピッツの「楓」は、きっとみなさんお好きな曲だと思います。

私も大好きです。

なので、思い入れが強いです。

思い入れが強いだけに、映画になるとどうしても自分の持っているイメージと違ってきます。

まあ、そんな個人的な事はいいとして。。。

 

全体的には泣かせにきている作品です。

きっとたくさんの方が泣かれると思います。

全体的には、無難な作りになっていますね。

先も言いましたが、まさにこの手の日本映画って感じです。

伏線もある程度あったりして、それもしっかりか回収されています。

その回収の仕方も、無難。。。というか、まあ、こうなんだろうな。という感じで、驚きはあまりない。

ただ、見せ方として、かなり狙ってはきているので、なんだかんだ心に沁みてくるところもあります。

素直に観れば、なかなか沁みる作品なんだと思います。

それに、まあ、当たり前ですが、「楓」の曲にマッチはしていますかね。

 

ちょっと綺麗過ぎるんですよね。

物語が。

かなり無理があるところも含めて。

外国で、手掛かりなしで偶然会えることなんて、フィクションじゃないとない。

あ、フィクションか。

まあ、一応伏線ははってあって、全くの偶然ではないにしろですが。

それにしても、奇跡を通り越している。

それと、今の時代にしてはちょっと時代錯誤感を感じますね。

とはいえ、主人公の亜子の「誰かに助けて欲しかった」と言う気持ちはわかる。

かなり残酷な事をしていますが、その方に流れてしまう弱さもわかる。

前半はツッコミどころがある話しだなぁ。。。と思ってましたが、後半は微妙にそれぞれのキャラの心情をそれなりに深く描いていました。

そこが見えたので、ベタベタのただのお涙頂戴だけの作品ではないなと。

この微妙なさじ加減は上手いなと思いました。

 

行定勲監督なので、映像の行定勲感というのは当たり前のように素晴らしいのですが、なにもかも綺麗過ぎる。

もうちょっと、黒いところもあっていいんじゃないかと思います。

まあ、ブレてはいないですけどね。

ちゃんと行定勲監督らしさも出ていたと思います。

 

それと物語の設定的にほんの少しだけミステリーな感情もあったりするんでよね。

本当はどこまでわかっているんだろう。。。って、前半は思いながら観てしまいます。

その詮索が、ちょっと自分の感情の中で、この作品を観るにあたって邪魔をしているところがあったりする。

観ているこちらの心情の起伏があって、いいのですけれどね。

なんか、それぞれの捉え方で微妙に感情が変わってくるんですかね。

 

それから、スピッツの「楓」を、劇中各アーティストのアレンジで3回流れるのもいいです。

エンドロールのスピッツを入れて4回です。

みんなそれぞれ素晴らしい「楓」でした。

 

学生のカップル向けの作品ですね。

この年末年始、クリスマスも含めてイチャイチャしながら手を繋いで一緒に観に行って楽しんでください。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数349館と拡大ロードショー。

12月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」、「新解釈・幕末伝」、「ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行」、「初恋芸人」、「星と月は天の穴」、「ボディビルダー」、「北の食景」など。

近年の行定勲監督作としては、2023年の「リボルバー・リリー」は、約6億5,000万円。

2020年の「窮鼠はチーズの夢を見る」は約7億7,000万円。

2017年の「ナラタージュ」は、約12億8,000万円。

2016年の「ピンクとグレー」は約6億2,000万円。

という感じ。

初登場4位スタートと予想。

最終興行収入は8億6,000万円と予想。

星3つ(5点満点)

★★★

 

 

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「アンダーニンジャ」「新解釈・三國志」「銀魂」シリーズなどの福田雄一監督・脚本が、激動の時代の幕末を新解釈でユーモアに描くエンタテインメント。

いまから150年前の1800年代中期、日本の未来を変えるべく、のちに“幕末のヒーロー”と呼ばれる坂本龍馬と西郷隆盛が立ち上がった。

数々の革命的な出来事が繰り返される激動の時代を経て、260年以上続いた江戸幕府は終わりを迎え、明治という新たな時代が幕を開ける。

そこには、誰も想像できなかった、戦いと友情の物語があった。

出演は、「神は見返りを求める」などのムロツヨシ、「爆弾」などの佐藤二朗がW主演を務め、それぞれ坂本龍馬、西郷隆盛に扮する。

出演は他に、「七人の秘書 THE MOVIE」などの広瀬アリス、「金髪」などの岩田剛典、「愚か者の身分」などの矢本悠馬、「大名倒産」などの松山ケンイチ、「爆弾」などの染谷将太、「火喰鳥を、喰う」などの山下美月、「劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』」などの賀来賢人、「ベートーヴェン捏造」などの小手伸也、「港のひかり」などの市村正親、「爆弾」渡部篤郎、「十一人の賊軍」などの山田孝之など。

音楽は、「ブラックナイトパレード」などの瀬川英史。

主題歌は、福山雅治の「龍」。

映倫区分G

2025年作品

日本映画

配給は東宝

製作会社はCREDEUS

上映時間119分

 

 

正直、個人的には福田雄一作品に飽きが来ています。

なので、そんなに期待せずに鑑賞。

 

幕末で教科書に載っている出来事や有名な出来事を、新しい。。。というか福田雄一監督の解釈で語っていくというものです。

「新解釈・三国志」と同じです。

 

はい。

まあ。。。なんというのか、なんともはやというのか。。。

バカバカしいの通り越すアホらしさです。

褒めてます。

面白いけど、いつもの福田雄一作品ではあります。

もうずーーーっとふざけてます。

いつもとだいたい同じです。

けど、今作は真面目なシーンもちょっとあります。

もちろんいつものようにふざけたシーンはてんこ盛り。

その緩急の付け方はいい感じですね。

とはいえやはりコント色は強いですね。

強いというか福田雄一コントです。

 

まあ、いつもながらみんな楽しそうです。

その雰囲気にこちらもニヤニヤしてしまいますわ。

いつものように音楽も効果音も福田雄一色いっぱい。

もう。。。薩長同盟のシーン、長いわ(笑)。

それから、やっぱり何度か笑わしてもらいましたが、寺田屋事件の「1番心配しなくていい鼻血だっ!」には笑ってしまったわ。

こんなエピソードの新解釈なら、私にも考えられるわ(笑)。

みたいなところがオモロいですねー。

 

 

有名どころのエピソードをお笑い解釈してますが、ある程度歴史を知らないとなんのことかわからんやろな。

てか、知らなくてもいいか。

近年の龍馬、実はあんまり活躍してないんちゃうかやから教科書に載せないでおこうかなり斜めから直球で差し込んできてます。

司馬遼太郎が生きてたら、怒りそう(笑)。

歴史を知らなくてもこの長いコントは楽しめます。

まあ、原作がないから、やりたい放題ですね。

 

それと、ムロツヨシが、たまに格好いいんですよね。

たまに、ですが(笑)。

いや、もちろん役者さんとして元々格好いいですよ。

でも、福田作品で格好いいって思うのは初めてですわ。

あと、西郷隆盛の佐藤二郎、ほぼふざけないのよね。。。

そこはちょっと残念だった。

やっぱり福田雄一作品の佐藤二郎を見たかった。

 

真面目なシーンもありつつですが、やはりコメディには振り切れています。

福田雄一のこの笑いがお好きな人、まだ飽きていない人にはきっとちゃんと面白いと思います。

 

私は歴史好きで、特に幕末は好きなもんでそれなりに知識があります。

そういったファンはさておいているのもいいです。

逆に知っているが故に受け入れられない部分や、知っているからこそ今作が描いている解釈を消化できるところもあったりします。

歴史を本気で探りたいと思っている方にはあまりオススメ出来ません。

歴史の勉強には全くなりません。

ただ、笑って楽しみたいという方にオススメです。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数357館と拡大ロードショー。

12月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」、「楓」、「ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行」、「初恋芸人」、「星と月は天の穴」、「ボディビルダー」、「北の食景」など。

福田雄一監督作では、2017年の「銀魂」が38億4,000万円。

2018年の「銀魂2 掟は破るためにこそある」が37億円。

2017年の「斉木楠雄のΨ難」が10億円。

2018年の「50回目のファーストキス」は12億6,000万円。

2020年の「ヲタクに恋は難しい」が13億4,000万円。

2020年の「今日から俺は‼︎劇場版」が53億7,000万円。

2020年の「新解釈・三國志」が40億3,000万円。

2022年の「ブラックナイトパレード」が約7億円。

2024年の「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメン VS 悪魔軍団~」は約7億8,000万円。

2024年の「アンダーニンジャ」は、約15億6,000万円。

というような興行収入。

大ヒットを飛ばして来た福田雄一監督作でしたが、近年は少し不調気味。

しかし、今作はそこそこヒットするかなぁ。。。どうかなぁ。。。

あんまりお客さん、入ってない感じですが、年末年始で盛り上げるか。

「新解釈・三國志」が40億3,000万円と大ヒットしてますからね。

初登場3位スタートと予想。

最終興行収入は17億5,000万円と予想。

星3つ半(5点満点)

★★★☆

 

 

「新解釈・幕末伝」公式サイト

 

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「新解釈・幕末伝」のサントラです!

 

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神秘の星パンドラを舞台に、人間と原住民ナヴィが資源を巡り争う姿を描くSF映画「アバター」シリーズの第3作。

地球滅亡の危機に瀕した人類は、神秘の星パンドラへの侵略を開始した。

アバターとして潜入し、パンドラの先住民ナヴィの女性ネイティリと家族を築いた元海兵隊員のジェイクは人類と戦うことを決意する。

しかし、同じナヴィだが、パンドラの調和を保つ神のような存在“エイワ”に裏切られたとパンドラを憎むアッシュ族のリーダー、ヴァランは、人類と手を組み復讐しようとしていた。

ジェームズ・キャメロンが監督・脚本・製作・原案で続投し、「ザ・エクソシズム」などのサム・ワーシントンが主人公のジェイクを、「エミリア・ペレス」などのゾーイ・サルダナが先住民の女性ネイティリを引き続き演じ、「エイリアン」シリーズなどのシガニー・ウィーヴァー、「ドント・ブリーズ2」などのスティーブン・ラング、「ラスト・ブレス」などのクリフ・カーティスなどがシリーズ続投。

出演は他に、パンドラへの復讐を誓う、アッシュ族のリーダー、ヴァランを演じるのは、「ララバイ 悪霊子守唄」など』のウーナ・チャップリン、「喜望峰の風に乗せて」などのデイヴィッド・シューリスなど。

脚本・原案は他に、「猿の惑星」シリーズ、「アバター」シリーズなどのアマンダ・シルヴァー。

音楽は、「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」などのサイモン・フラングレン。

原題「Avatar: Fire and Ash」

2025年作品

アメリカ映画

配給はウォルト・ディズニー・ジャパン

製作会社はLightstorm Entertainment=TSG Entertainment

上映時間192分

 

 

HFRで観たかったので、3D吹替HFRで鑑賞。

 

うん。。。

凄い。

めっちゃ面白かった。

かなりの衝撃だった。

シリーズで1番興奮して、ハラハラして、テンション上がって感動した。

この展開、映像美、ハンパない。

前作「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」で、映像美的には、第1作目ほどの衝撃がなく、そこまで心に響くところがなかったんです。

なんか、印象的なシーンがなかったというか。

ずっと映像は美しく、人間が緑のスーツを着て演じているところが多いとはいえ、もうほぼ実写じゃなくてアニメやなと思いつつ。。。

今作は、相変わらず映像は凄いですね。

心が洗われるような圧倒的な美しさ。

パンドラへの没入感が桁違いです。

さすが製作費が4億ドルかかっているだけのことはあります。

 

相変わらずの壮大なストーリーです。

物語の展開も、全5部作の第3作でまだ間とはいえ、圧倒的なスケールで見せてくれます。

特に中盤からクライマックスは凄い。

凄いと言う言葉ではなりないです。

とんでもないですね。

 

物語の展開も面白い。

とても緊張感があるし、爽快感もある。

アクションもかなりダイナミック。

クライマックスのバトルアクションシーンは、もう言葉にできなくらいの凄さ。

もの凄い表現力です。

全編、とんでもない熱量です。

ほんとまさに圧倒されます。

ジェームズ・キャメロンも71歳。

まだまだ続きがあるから、老け込んでられませんね。

 

ドラマ的にもそれなりの厚みがあります。

家族や親子、仲間との絆が描かれています。

正直、グッときてしまいます。

ただ、物語はなかなかのご都合主義な展開です。

 

 

今までのシリーズは侵略者の地球人VS惑星パンドラの原住民ナヴィという構図で植民地支配における戦争を描いてきました。

今作では、ナヴィの側からのヴィランが出てきます。

アッシュ族はエイワに立ち向かおうとします。

ジェイクたちの強大な敵になっていきます。

アッシュ族のヴィランを演じるのは、チャップリンの孫娘のウーナ・チャップリン。

この彼女がめっちゃいいんです。

と言っても吹替で観たのでセリフの良し悪しはわからないし、見た目はアバターなんで演技の素晴らしさはイマイチわかってないんですが。

まあ、キャラが良かったという感じですかね。

あとそれとわずかですが、ジェイクと大佐が行動を共にして協力するところ。

ただし深い絆がどうとかとかは。。。

観てのお楽しみに。

今作を入れて過去3作では、目新しさといえばその要素くらい。

やはり、物語自体はベタであり、展開的にも凝りまくっているようなものではない。

人間が、はるかいにしえから手付かずの文化を侵略する構図は過去多くの作品で描かれています。

まあ、これはベタにしなければいけないと思う。

なんせ製作費は4億ドルの映画史に残る超大作ですからね。

ミニマムなところ狙ってはいけません。

王道ストーリーでないと成立しないですね。

 

今作はやはり映像。

色んなことがどうでもよくなるくらいの圧倒的な映像ですね。

スケールもディティールもとんでもない。

とても贅沢な作品です。

それにしてもキャメロンはクジラ好きやな。

 

人類の侵略戦争、民族との間で起こる争い・戦争、世界の均等感、自然の神秘、家族・仲間との絆が、ぎっしり詰まった192分です。

このいくつかのテーマは、今の平和な日本にとってはあまり身近ではないのかもしれない。

それが、2022年の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が、前作の約159億円から約43億1,000万円に急落した原因の一つかもしれない。

 

あと、やはりね。。。

言いたいことがいっぱいあるのはわかるけど、上映時間192分はちょっと長すぎない?

頼むから、休憩入れてよ。。。

 

 

■興行収入予想

現段階では上映館数378館と拡大ロードショー。

12月19日(金)からの公開。

同日の公開作品は、「新解釈・幕末伝」、「楓」、「ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行」、「初恋芸人」、「星と月は天の穴」、「ボディビルダー」、「北の食景」など。

北米では2025年12月19日公開で、日米同時公開。

製作費は4億ドルで、これまでに作られた最も高額な製作費がかかった作品のひとつ。

シリーズの興行収入は、2009年の「アバター」が、製作費2億3,700万ドルで、全世界で約27億8,990万ドル、北米で約7億6,000万ドル、日本で約159億円。

全世界の全映画作品の歴代興行収入ナンバーワンの作品。

2022年の「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」が、製作費3億5,000〜4億ドルで、全世界で約23億966万ドル、北米で約6億8,000万ドル、日本で約43億1,000万円。

全世界の全映画作品の歴代興行収入3位の作品。

まあ、全世界や北米では特大ヒットは間違いなしですが、1作目を超えることはないと思います。

日本では2作目の前作はたった43億円しか稼げなかった。

今作も同等かそれを下回ると予想します。

動員数では「ズートピア2」に負けても、「アバター」は、IMAXや3D上映などが多いので、客単価では1位になりそう。

初登場2位スタートと予想。

最終興行収入は32億6,000万円と予想。

星4つ半(5点満点)

★★★★☆

 

 

「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」公式サイト

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/avatar3

 

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