台風被害のお見舞いを申し上げます。

 

前回はいつブログを書いたのか見ると2月でした。

 

実は7月末にも書いたものの、下書きに保存したままでした。

 

3月から8月初旬まで大きな仕事が2つ重なってしまい、

 

気が抜けないまま過ごしていたため、

 

お盆はダラダラと過ごして自分にご褒美。

 

たまにはこんな時間も必要だよな〜と思いました。

 

 

口腔内や唇から顎の先までひどい痛みや症状を抱える生活となって

 

15年も経ちました。日々痛みを感じながら生きることになり、

 

絶望した時期もありました。

 

とはいえ、痛みが強い日は何年経ってもやる気が失せて

 

家にいれば薬を早めに飲んで横になっています。

 

一緒に働いている人たちは想像できないと思いますが、

 

それでいいと思って仕事を続けてきましたし、続けています。

 

私の激痛は中枢性となって症状固定ですから、どうにもならない感じ。

 

中枢性かどうかは、きちんと調べてわかったことです。

 

受け入れるまでには何年もかかりました。

 

老後のことを考えると恐ろしいと思うのですが、

 

今は、今だけのことを考えていようと思っています。

 

 

さて、口の痛みで悩まれている方は程度の差はあれど

 

比較的いらっしゃると思います。

 

痛みや不快な症状などは目に見えないし、痛みの程度を

 

歯科医師に伝えても軽くあしらわれるだけ。

 

当初、私もそうでした。

 

開業医は一人で診断することによる良し悪しがあると思いますが、

 

大学病院の場合は、若い者が適切な診断をして上司に伝えないと、

 

上司はそれを信じて大したことないと思ってしまう。

 

患者の訴えを正しく聞き入れてもらえないことがあります。

 

私の場合、今の状態の原因は上記にあったと思っています。

 

結局、患者は弱者なのだと痛感しました。

 

それでも、個人の開業医より大学病院がよいところは、

 

複数名のチームで診断するし、患者の症例検討会もあるという点でしょうか。

 

私の状態が一気に悪くなってからは、だいぶカンファレンスでも

 

検討がなされたことと思います。

 

私のようにひどい事例はわずかだと思いますが、

 

歯の痛みなどが長く続いている場合は、

 

まずは歯科大など大学病院を受診されることをお勧めします。

 

私が医療関係者なので、あえてお伝えしたいことは、

 

受診して自分の痛みや症状を伝える時、下記のようなことを

 

紙に書き出したものをもって受診するとよいと思います。

 

「いたいです、いたむのです」は、なかなか伝わらないからです。

 

だいたい受診すると質問されることですが、

Q どんな治療をしてから?

Q いつから?

Q どこが?

Q どんな時に痛い?

Q どんなふうに痛い? 

Q 痛みのほかにどんな症状がありますか?など

 

 例えば、ジンジンする、脈打つように痛む、ヒリヒリして痛い、

 ビリビリしびれる、触れても感覚が鈍い、触れると痛い等々 

 

できるだけ詳しく症状を伝えられるといいと思います。

 

また、この痛みがあることで「○○ができなくなった」と

 

できなくなったことを伝えるのもよいと思います。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

ryuko