歴史の知恵を仕事に活かす

歴史の知恵を仕事に活かす

経営者、個人事業主、リーダーを想定して書いています。少しでも歴史の知恵を経営に活かして戴けるよう分かりやすく書いていきます。

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『言志四録』を毎日一文づつ紹介しています。 1133文もある膨大な量ですが、西郷隆盛が自分が心に残った101文を 選び座右の銘としていましたので101文を一文づつ紹介していきます。



おまえは年寄りと若者の区別はどこにあると思うか?まずは身体だ。そして身体の動きもそうだ。しかし精神的には差はつけられまい。


道理を行ったり考えたりするのに老人も若者もないのだ。だからこのような差にこだわらず永遠に変わらない道理を体得していかねばならないのだ。


『言志耋録』第ニ百八十三条




(余話)

近代文明の弊害は何でも科学的に証明されるものでなければ認めない風潮があり、科学的証明とは何でも数値化出来るものしか認めないということだ。目に見える定量的なものしかダメということである。


よって精神的なもの、「心」などは情的なもので定性的なものと捉えられ数値化できないし目に見えないものなので軽視されてきた。その反面、定量的なものは物凄い勢いで発展を遂げてきた。


そうなると「物」の文明は物凄く発展し、「心」の文明は全然発展しない両極端なバランスの悪い世界となったのが今日ではないだろうか。

最近になり「心」すなわち情の部分にもスポットが当てられ始めているがまだまだ力が弱いように思う。その一助になればと思い書き始めました。


今日で「西郷手抄言氏録」101カ条は終わりとなります。101日間お付き合いして戴きまして誠にありがとうございました。不十分な点もあったとは思いますが読者の方がいるからこそ毎日書くことが出来ました。読者の皆さまには大変感謝致します。