👲🏻トラマドール、中毒になる風邪薬に入っているコデイン、アメリカ人に死者を大量に出しているオピオイド系薬はかなりあやしいな。
👨🏻🔬アメリカのFDA(食品医薬品局)は、オピオイド系鎮痛剤とベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬を併用して、呼吸数低下の副作用がおきると死に至ることを、すでに公式に警告している。
👨🏻🚀アメリカは近年、鎮痛剤や睡眠薬など処方薬の中毒になる人たちが多くなっており、薬の過剰摂取による死亡者数が増えている。死亡原因の内訳は、オピオイド系鎮痛剤が最多、ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬が第2位、抗うつ薬が3位だ。
はじめは歯科で親知らずを抜いたときに処方されたオピオイド系鎮痛剤を飲んで中毒になる。喘息の咳止めとして処方されたオピオイド系鎮痛剤を飲んで中毒になる。頭痛、腰痛で処方されたオピオイド系鎮痛剤を飲んで中毒になる。スポーツの練習中に骨折したときに処方されたオピオイド系鎮痛剤を飲んで中毒になるなど医師の処方で中毒になっている。その後、処方薬がなくなったあとは、複数の医療機関を受診して手に入れた薬を不正に転売するディーラーから買うことで大勢がやめられなくなっている。
🕵🏻アメリカでは、コロナ禍の前にオピオイド中毒死の増加はすでに爆発状態になっていた。オピオイド中毒死は「絶望死」と呼ばれる。将来に期待が持てなくなった人たちが、社会との関わりを断ち、孤立し、その中で救いを求めて薬物に手を出す。その果てに、オピオイド系鎮痛剤とベンゾジアゼピン系薬で1年間に10万人も死んでいる。毎日250人以上死んでいる。たいていは個人で過剰摂取して、意識を失っても、救急車に電話する人がおらず医療処置ができず死にいたる。両親が過剰摂取で死んだあとに、とり残された赤ん坊が餓死したこともある。
コロナ禍でアメリカは失策を繰り返し、感染拡大防止に失敗したが、ワクチン開発だけは成功した。コロナワクチンが普及し、多くの人が救いを得た。しかし、オピオイド問題にワクチンはない、根本的な治療薬もない。一度ダメージを受けた脳は、その状態を元の通常に近づけるためにかなりの時間を要する。この問題への対応には、アメリカ政府の莫大な財政投入と、かなり多くの人たちのサポートが必要になってしまった。
👩🏻💼オピオイドは「常習性が低くて安全だ」という製薬会社のウソの誇大宣伝にだまされて、アメリカの医師たちは、ガン以外の慢性疼痛にも、虫歯の抜歯の痛みなどにも安易に処方しました。製薬産業は、医師への豪華な接待や、病院の待合室でくり返し再生されるビデオを通じて積極的にマーケティングし、医師も、しばしば時間のかかる痛みの原因の特定よりも、薬を処方して痛みを感じさせなくするほうが簡単なので、2011年以降は世界のオピオイドの81%をアメリカ合衆国だけで消費するようになり、安易に処方する医師たちは、もう、ろくな診察もせず処方せんを書き、処方せんのために製薬会社から受けとる賄賂や医薬品を転売することでも大金をかせぎ、オピオイド中毒はめだたず静かに蔓延しました。現在、アメリカでは大々的に誇大宣伝していた製薬会社に対して何千件という訴訟が起き、何億ドル(何百億円)の制裁金、和解金が科せられ、破産する会社も出ているだけでなく、有罪判決を受けた製薬会社の幹部には5年以上の禁固刑が言い渡されたりと、社会からの厳しい制裁が科せられてきています。2019年6月には、製薬会社と癒着が深かったアメリカ疼痛学会が突然解散するという事態も起きています。
👨🏻🎤DOPESICKだ…。
👴🏻痛みの原因も調べないでオピオイドを処方するのが悪いな。痛みの原因は、運動後の筋肉ダメージによる筋肉痛なのか、それとも生理痛なのか、それとも糖尿病の合併症の神経障害なのか、それとも打撲なのか、それともただ寝ちがえたのか、あるいはガン細胞が虫歯のように神経に浸潤した痛みなのか、それぐらいはハッキリさせたほうがいいな。