👩🏻⚕️体内で合成できないアミノ酸は大事です。体内で合成できないため、食品から摂る必要がどうしてもあります。なので、食事が非常に大事です。
👨🏻🔬体をつくる材料になるのがタンパク質、そのタンパク質を語るときに欠かせないのがアミノ酸だ。約10万種類あるタンパク質は、たった20種類のアミノ酸の組み合わせによって作られている。
また、アミノ酸は、体内で合成できず食品から摂取する必要のある「必須アミノ酸」(9種類)と、体内で合成できる「非必須アミノ酸」(人間では11種類)とに分類される。どちらのアミノ酸もそれぞれ重要な働きがある。「非必須アミノ酸」のなかには生理的や遺伝的に必要量を補えない種類もあり、どれが欠けてもタンパク質の活用度は下がる。「必須アミノ酸」は、9種類のバランスが崩れると活性度が低くなってしまうので要注意だ。それでなくても元気がなくなる。
9種の「必須アミノ酸」の種類と働きは、
・バリン…BCAAのひとつ。タンパク質の合成・分解を調整し、筋肉のエネルギー源に。ロイシン、イソロイシンとのバランスが大切。多く含む食品は赤身の肉(牛肉やマグロの赤身)、チーズ、卵、ヨーグルトなど。
・イソロイシン…BCAAのひとつ。タンパク質の合成・分解を調整し、筋肉のエネルギー源になる。肝機能を強化。バリン、ロイシンとのバランスが大切。多く含むのは、赤身の肉(牛肉やマグロの赤身)、チーズ、卵、ヨーグルトなど。
・ロイシン…BCAAのひとつ。タンパク質の合成・分解を調整し、筋肉のエネルギー源になる。中枢性疲労の軽減作用も。バリン、イソロイシンとのバランスが大切。多く含むのは、赤身の肉(牛肉やマグロの赤身)、チーズ、卵、ヨーグルトなど。
・メチオニン…体内でタンパク質を作るときに必要なアミノ酸。カルニチンの合成にもかかわる。薬物中毒の解毒。肝機能の強化。多く含むのは、マグロ、鶏肉、豚肉、豆乳など。
・リジン(リシン)…体内の細胞の修復、成長促進、肝機能向上。多く含むのは、カツオやアジなどの魚、大豆製品など。
・フェニルアラニン…脳内神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンの材料になるアミノ酸。アスパラギン酸とともに甘味料アスパルテームのもととなる。多く含むのは、牛レバー、マグロ、鶏肉など。
・トリプトファン…脳内神経伝達物質セロトニンやナイアシンの材料となるアミノ酸。うつの改善や老化予防にも。多く含むのは、牛乳、チーズ、牛・豚レバー、カツオなど。
・スレオニン(トレオニン)…酵素の活性化。成長や新陳代謝の促進、脂肪肝予防、胃炎改善、食欲増進。多く含むのは、牛乳、チーズ、大豆製品、牛肉、豚肉、マグロなど。
・ヒスチジン…成長促進、神経機能補助、慢性関節炎の症状緩和、記憶力の向上、抗酸化作用、肥満予防。多く含む食品は、かつお節、カツオ、マグロ、カジキなど。
BCAAとは、分岐鎖アミノ酸(Branched Chain Amino Acidsの略)で、筋肉へのエネルギー補給や運動時の疲れ予防に効果があり、 スポーツアミノ酸ともいわれる。
👩🏻🎨さらにごはんをたくさん食べたら、デブになっちゃいますよね。
👩🏻⚕️このなかで、マグロとカジキは、有害重金属の水銀が多いため、あまりおすすめできません。