ドイツ赤十字の救助する人。
毒ガスを吸ったドイツの兵隊を救助している。
ちゃんと道具を用意してたんだな。
これは、1915年4月22日に、ベルギー西部のイーペルでドイツが塩素の毒ガス攻撃した直後の写真だ。ドイツの赤十字の人が、ガスを吸ったドイツの兵士に水を飲ませているところらしい。
おそらく、水に、塩素を中和するハイポ(次亜塩素酸)を混ぜているんじゃないかな? お店で野菜を洗うのに漬けている洗剤液みたいなものだろう。
ドイツ赤十字は作戦前に塩素ガスの中和法を知っていた可能性もあるな。
その翌日、1915年4月23日の現場写真。そーとー死んでいる。
それ以来、毒ガス攻撃が来たら、音を鳴らして警報を出すようになった。
フランスもサイレンを鳴らすようになった。
慌てて、馬にもガスマスクをつけた。
犬にもガスマスクをつけた。
そして、怒ったイギリスもやり返した。
高圧ガスタンクから毒ガスを放出。
大ゲンカだな。
全員ガスマスクを装着。
機関銃手も装着。
みんなが装着。
怒涛のやり返し。
ドイツ人がブッ倒れているよ。
今度は東部戦線のロシアが、クロラインガスを詰めた毒ガスタンクを準備しているよ。ドイツにやり返す気だ。