ビッグバーサは連合軍がぜんぶ破壊したよ。この巨大な大砲の製造は非常に高額だったから、財政難になったドイツは追加が作れなくなったぐらいだ。それでドイツは要塞を破壊する兵器を失った。
まるで映画の「ナバロンの要塞」みたいだな。
210mm榴弾砲も連合軍が次々に破壊したよ。兵器は壊さないと、いつまでも撃ち続けて被害が増大するから、破壊しないとダメだよ。
同盟国のオーストラリア=ハンガリーにも超巨大砲があった。
当時は、オーストラリア=ハンガリーの二重帝国だったね。
シュコダ口径42cm。ビックバーサと同じだ。
巨大な砲弾だ。
ドイツにも貸し出されて、使われた。
これは口径305mm砲。通称“シュコダ”だ。
こんなの。
シュコダは、オーストリア=ハンガリーの武器を作っていた会社だ。会社の名前だよ。
これの砲弾もこんなに大きかった。
日露戦争の日本の口径28cm榴弾砲にそっくりだな。
ドイツも使ったよ。
ドイツの42cm砲ビッグバーサと、オーストリア・ハンガリーのこの305mm砲シュコダは、ベルギーとフランス国内に運び込まれて、ベルギーの要塞とフランスの要塞を破壊した。連合軍はどっちも徹底的に壊した。
危険な大量破壊兵器だったわけだ。