河湯温泉


今回の四泊五日のブラブラ旅は「ここを目指そう!」と始まったものなのです。


河原にある露天風呂。 その名も「 河湯温泉 」。 しかも無料!


なんでも、河原を数十センチ掘ると、温泉が湧いて来るとのこと。かなり惹かれます。


写真の場所は、和歌山県を流れる熊野川の河原です。海から車で数十分のところでした。


自分達で河原を掘るものとばかり思っていたのですが、すでにいくつか大きな温泉が掘られていましたね。


○×温泉 」とか「 旅館 とか看板がかかってました。ほんとに無料だったのかな?一円もはらってないけど・・・(^^)b ま、良しとしましょう。アリでしょう。


雨との天気予報をくつがえして、見事な快晴でしたね~。


自称<晴れ男>の友人が、「俺が来たからやな。」とビールを飲み、僕が「いやいや、俺の日ごろの行いがエエからちゃうか?」とベタな返しを入れながらビールを飲む。


まさに春の浮かれたオバカっぷりを発揮していました。


もう一人の友達は日本人の癖に「YESYE~S!」を連発。気がつくと一人でワインのボトルをほとんど空けてしまってました。

それを見た晴れ男が「なにを~!」と泡盛の一升瓶に手を出しました。


時刻はお昼を少し回ったくらいだったと思います。


たまにアホになるというのは気持ちのいいモンでしたね。 アホ 最高!でした。


そして三人ならんで写真の露天風呂へ。


酔いも手伝ってか、風呂からの景色が美しかったんですよ!


この辺りは、世界遺産に認定されている<熊野古道>なども近くを通り、うっそうと茂った山肌や植物がパワフルな土地なのです。


河の景観も、淵は薄っすらと緑色に、河原に近づくほどに透明になってくる美しい河でした。


温泉で充分に暖まったら、その美しい河にザブ~ン。 


本州の南に位置する紀伊半島とは言え、その河の水の冷たかったこと。


みるみる体が固まってきます。


  僕  「やばいー。体がカチカチになってきたー。」


 友人  「健康にええねんぞー。でも自己責任やぞー。流される前に帰ってこいよー!」


酒飲みの友人いわく、「 最高の二日酔い 防止法 」とのこと。


河でカチカチになり、温泉でジワーッとほぐれ、飲んで、食ってと繰り返していると、あっという間に日が暮れました。


そして夜は打ち寄せる水の音を聞きながらヨットで就寝。


久しぶりに心と体がほぐれる数日間でした。 まんぞく~。


昨日の夜に自宅のある兵庫県の山奥に帰ってきました。


充実した休みのおかげか飲みすぎのダメージもほとんど無く今日の朝をむかえました。


いや、「 最高の二日酔い 防止法 のおかげでしょうね。うん。 きっとそうだ!


最高の アホ 最高