thai-no-neko



無事に到着しました。微笑みの国タイです。


飛行機が着陸する頃から一枚、また一枚と服を脱いでいき、タラップを降りるころにはTシャツ一枚に(ズボンはいてます)になっていました。


暖か~い♪を通り越して暑い!ハッキリ言って暑いです!

それでも現在のタイは一年の中でも過ごしやすい気候だそうでガイドブックなどにはベストシーズンなんて書いてあったりします。


雪のちらつく冬の山奥から来たからギャップが大きすぎたのかな?


バックパックを背負って宿を探すも、ほとんどの宿で「満室」と言われて泣く泣く高い(僕にしては)宿にチェックイン。
シャワーを浴びてビールを飲んだらひっくり返って眠ってしまいました。


今日は朝から宿探し。


今いる宿もたまたま一晩空いていただけで、今日からは予約が入っているというのだ。

さすがハイシーズンのバンコク。

ゴウゴウと唸るような数の観光客が所狭しと歩き回っています。

今まではこの時期に来たことが無いのでしばし唖然・・・。



やっと見つけた宿は以前からよく泊まっていたいわば常宿。中心地から離れていて静かなのが気に入っていたのだが、なんとなく今回は別の所に・・・と他の宿を探していたのです。

が、行くところはすべて「満室」。近くまで来たので覗いて見たら、ちょうど一部屋空いていて何故か安くしてくれると言う。見せてもらうと今まで泊まった中でも一番良い部屋。それも一番安い金額で・・。


いかつい親父が何故かひかえめに言う。


「THIS ROOM FOR YOU.」


即金で料金を払って昨晩限りの宿に荷物を取りに行く時、常宿の近くでいつも寝転がっている猫が頭をもたげてこちらを見ていた。


「おう、また来たんかい。」


そう言われているような気がした。


「結局、来たんかい。」


と。


なんとなく立ち止まって「また、頼むで。」


と小さく声を掛けて、カメラを構えると物凄く不機嫌な顔をされてしまった。


もっとニコヤカに行こうぜ。ここは微笑みの国なんだからさ。


パチリ。