おかげさまで 年末年始は自分に向き合う時間がたっぷりありました
落ちて、落ち…もとい、掘り下げて、掘り下げて
辛くて、辛くて
何回もやめたいと思いながら、何故かまた向きなおす
なんでやろう、
なんでやろう?
なんでなんやろう?
…なんで?
その苦しい循環から一生抜けられないんじゃないかと思った、
その瞬間
あ
と、触れた
あ、
私は、愛し愛される人生を歩みたいのだと
これは普通の事かも知れんけど
常識や当たり前の事と言われるかも知れんけど
いや、もっと、ほんまに、 そういうことだと
これはとても確信があった
だって この瞬間
からだの細胞がいっせいに躍動して
その振動で、からだ中を涙が走り、潤して沁みていくようだったから
広く深い泥水のなかでもがきにもがいて
やっと水面に顔を出して息をしたような
スタートと書いてある場所に立ち、快晴の下
どこまでも先へ続く道がはっきりと見えたような
そんなビジョンだった
先が霞み、途方もない時間を感じさせるその道は
これからの旅の長さ、過酷さを
容赦なく思い知らされる気がして
怖いと感じた
さあ、私は、行くのか?やめるのか?
今まで愛し愛され下手で来た私には
この道は眩しすぎて、とても過酷に思えた
なんで?
だって、今まで愛や感謝というものの、
本質を知るのが怖かったから
最初のほうの部分で十分だとしていたから
なんで?
得ても失うのが嫌だから…?
いや、本質の愛は、時間軸なんてないんだ
意図的ではない、自然と湧き出る愛に、苦しみも期限もないんだ
湧き出る愛のリフレクションで愛されるんだ
愛は常にそこに満ちてる
そう思ったら、
目の前に続く道が消えた
時間の長さを感じなくなった
つい一秒前まで苦しんでいたことや、物質的な悩みが
優しく溶けていった
あー時間って、こういうものなのね
世界がぷりっと剥けた
瑞々しい
さて、
やっとゼロからの出発
あとは
一瞬一瞬、思い出すことだ
人間は忘れるのが仕事って
聞いたことあるなあ
毎秒忘れて
毎秒この瑞々しさを
初めてのようにからだに心地よく響かせられる
ってなんか幸せ
それも人間の特権なんかな

