かなり前なのですが、こちらの記事で、G嬢にヴィクトリアンなジャケットドレスを着せてやりたいという野望がある、と書きました。
ちなみに、ジャケットドレスとはこんなものです(画像はイメージの為にお借りしたものです)。
プリーツを畳んだスカート
胸元にはギャザーを寄せたパネル
そこここにレースの飾り付け
ジャケットを着込んだ外出着スタイル
モデルはブリュ嬢。19世紀末の代表的なビスクドールのひとつです。このツンとした気位の高そうな表情‥‥たまりませんね
最近また「ジャケットドレス作りたい~~」な気分が再燃して、アンティークのリプロダクトドールを作っておられるブロガーさんのブログを検索してはガン見しておりました。
で、こうすればなんとか作れそうかな‥‥と思える処まで来たので(そもそも無謀)、辛抱堪らず作り始めてみましたよ(無謀)。
私は48㌢ドール用のジャケットドレスのパターンと作り方のマニュアルを持ってはいるのですが、これが何度見ても難しそう言ってみれば『前脇開きのワンピース型』なのですが、15㌢ドールにそのまま作るには、私の洋裁能力からして大いなる困難がありそうです。
ガン見していたブログから、ノースリーブワンピース+ジャケットの二部式、というヒントを得ました。
思いついたら即実行(やっぱり無謀)
使った布は、シルクのネクタイをほどいたもの。小さいので全部手縫いです。
‥‥あれれれ、なんだか地味上身頃の色合いのせい
G嬢に着せてみました。う~~ん‥‥サイズは悪くなさそうなんですけどね‥‥
ズロースのレースが見えるので、スカート裏にレース付きのパニエを縫い付けることにしました。
また、上身頃にも裏地を縫い付けて、襟ぐりと袖ぐりの始末をするつもりだったんですが‥‥
ここにきて遂に挫折赤丸部分が小さすぎて折り込めません
計画では裏表とも内側に折り込んで、まつり縫いするつもりだったんですが‥‥甘くみていました。
もう一度、G嬢に着せてみましょう。
う~~~ん‥‥表に返しても、やっぱり赤丸印の部分が超絶イケてないですよね~~
たいへんに徒労感を感じたのですが、スカート部分の押さえ糸をほどいてみました。
あら、プリーツはきれいに畳まれているし、パニエの膨らみ具合もいいじゃないせめてもの救いです
上身頃を二重に縫って、襟ぐりと袖ぐりを始末する方法があるので、それを試してみることにしましょう。
でもワンピースがなんとか仕上がっても、今度はジャケットが難物なのはもう必須‥‥型紙もないので、立体裁断になるでしょう。
あーーーーーー出来上がるのか続くのか
~その2~以降があるといいな、と本人も遠い目で思っております(苦笑)