雨のそぼ降る予定のない休日‥‥
絶好のハンドメイド日和です
縫い終わりました小物だから大して時間もかからずサクサクっと
臙脂の麻糸を選んで正解でした(=⌒▽⌒=)紺色選んでも同じことを言ってそうですけど
裏面。
殆ど出来上がりですが、作品のレベルを上げる、最後の仕上げが残っています。
それは‥‥コバ処理
レザークラフトをやる人にとって絶対に避けては通れない関門です。
革の端の切り口の部分‥‥これをコバといいます。
ここをどうキレイに処理するかが悩むところなんですが(x_x;)
布のように折り返すとキレイですが、とんでもない厚みが出ます。
革を折り返す為には漉き機を使うか、革包丁で端を漉く作業が必要です。漉き機は持ってないし、包丁使った漉きは難しいのなんの(゚_゚i)一応S先生の教室で教えていただきましたが、私の腕では使える漉きの技術は習得出来ませんでした(><;)
ということで、コバは漉かずに、このままで見栄えをなんとかするしかありません。
コバを飾るグッズはこちら。
左からふたつがコバ塗料「コバスーパー」(ね、まんまのネーミングでしょ
(^▽^;))の黒と焦げ茶
右端がCMC。レザークラフトで床(裏)面の毛羽立ちを抑えるのによく使われる、カルボキシメチルセルロースナトリウム=carboxymethylcelluloseという化学品です。粉状に水を入れてしばらく置くとジェル状になります。それと椰子の繊維。
コバスーパーを塗ったらどんな感じになるか、サンプルを作って試してみました
う~ん、なんだかコントラスト強過ぎこんなにテラテラしてなくてもいいんだよね( ̄ー ̄;柔らかくてやさしい、この革を仕上げるにはイマイチな素材です。
それにこの革、染色が奥の方までしっかり沁み込んでいるから切り口もちゃんとキレイな緑で悪目立ちしてません。塗料は塗らないままでイケそうです(* ̄Oノ ̄*)ではCMCと椰子繊維で磨くことにしましょう。
まず、接着剤がちゃんとついていなかった○部分にGクリヤーを流し込み、きっちり圧着させます。残りの辺も同様に処理します。
次からのプロセスは両手を使うので画像は撮れませんが、細かい番手の紙やすりでコバをヤスった後、
コバに指でCMCを塗る
CMCを塗ったコバを椰子繊維で磨く を繰り返します
超絶地味な作業です。しかしこの磨きにより、コバがつるつるになって光ってきます。(o^-')b
出来上がり Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒(。A。)!!!
来年も百均の手帳でいいや。早速ダイソーで買ってきました。
前の手帳より気持ち大き目に作ったので、折り返し部分に葉書やチケットや、四つ折りにしたA4書類などがすんなりと入ります。便利さアップしましたo(^▽^)o
閉じたところ。
やはりオール皮革のカバーは見た目といい手触りといい品格が違いますね( ̄▽+ ̄*)
ペンを閂にしたこだわりのペン差しと、磨いたコバです。椰子繊維はS先生からいただいたもの。使用感たっぷりですが、いい仕事をしてくれます。
CMCと椰子繊維で2度磨いたらいい仕上がりになってくれました。
大満足ですo(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪