Ciao tutti! 皆さま、こんにちは!

いかがお過ごしですか?

こちらは少しずつ寒さが増し

冬の気配を感じていますが、

 

先週末はとっても良いお天気だったので

我が家からも遠くない

Le "Bolle di Magadino"

ボッレ ディ マガディーノで

自然を堪能してきました。

 

ボッレ ディ マガディーノ湿原 (1982年にラムサール条約登録※)

 

ちなみに" bolle "とは伊語で泡という意味で

湿地の地表に出るガス状の泡のことを指すそう。

 

この湿原は

スイス・ティチーノ地方にある

ティチーノ川とヴェルザスカ川の2つの川が

マッジョレー湖に流れ

その河口に湿原が広がっています。

 


ティチーノ川河口と湿地帯 奥にマッジョーレ湖

 

ここは多種多様な生物の生育・生息地であり

渡り鳥の中継地点。

 

あれっ? 先ほど飛んでいた鳥さんたち?! Oca selvatica? ハイイロガン?

 

それは春になると

南はアフリカ大陸から地中海を超え

さらに難関であるアルプス山脈を超え

中欧や北欧へ移動する途中にある

Bolle di Magadinoで

羽を休めたり、昆虫などを食べたり

エネルギーを蓄えてから

再び旅を続け

 

優雅に湿地の奥へ移動中〜  Cigno selvatico オオハクチョウ?

 

そして秋になると

今度は北方からアルプスを越えて

再び、ここで羽を休めてから

温暖なアフリカの地へ戻るのだそう。。。

 

森林のおかげで、様々な生き物がここで生活し、多様な生態系が保たれています。

 

 

ボッレ ディ マガディーノ湿原内から、北部アルプス方面の景色

 

自然に癒されながら、

自然保護について考える週末となりました〜

 

 

※ラムサール条約とは

特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約

スイスには現在11箇所あります。

 

【Information 旅情報】

 

◎アクセス

今回散策した地域はBolle di MagadinoのPiattoneエリア

 

Magadino casa comunale 付近にある公共駐車場(有料)徒歩10分

公共交通機関で行く場合は、LuganoまたはBellinzona方面から

Locarno行きに乗りCadenazzoで下車し、ポストバスに乗り換え。

350番Dirinella 行きに乗りMagadino farmaciaで下車。徒歩5分

(2023年10月現在 予めご確認下さい。)

 

Gordola方面から入ることも可