Ciao tutti! 皆さま、こんにちは!

いかがお過ごしですか?

 

こちらスイス南部ティチーノ地方でも

残暑が続いておりますが、

朝は15度前後と清々しい朝を

迎えられる季節に入りました。

 

また、ブドウもたわわに実り、

散歩をしていると

甘〜い香りが漂ってきます。

 

ティチーノ 地方では、主にメルロー種のワインを生産

 

 

さて、今回はここティチーノ地方にある

小さな村 Montagnola モンタニョーラを

ご紹介したいと思います。

 

ルガノからバスで15分ほどのところにある

モンタニョーラ村。

 

かのドイツ文豪ヘルマンヘッセ は

ドイツの黒い森地方にある

カルフという町の出身ですが、

結婚後、

ボーデン湖畔にあるガイエンホーフェン(ドイツ)や、

スイス首都ベルン近郊へ移り経て、

彼が42歳の時に家族から離れて

単身モンタニョーラ村に移住し、

半生を過ごしました。

 

執筆以外には庭仕事をしたり、

山歩きをしたり、

水彩画を描いていたそうです。

 

モンタニューラの丘から望むルガノ湖(チェレジオ湖)

 

 

左)Casa Camuzzi カーザ・カムッツィ:モンタニョーラに移転後、最初に住んだ家 

右)写真(左)の家に隣接したMuseo Hermann Hesse ヘルマンヘッセ 記念館

 

 

Museo Hermann Hesse 内: ヘッセが実際使用していたタイプライターや原稿、手紙。

 

 

ヘルマンヘッセの散歩道

 

 

読書の秋に、

学生の頃に読んだヘルマンヘッセ の本を

読み返してみるのもいいですね。

 

ちなみにヘッセ 署『庭仕事の愉しみ』

ヘッセの暮らしや自然に対する想いなど

読み物としても大変面白いですが、

同時に彼の描いた水彩画や

当時の写真も楽しめます。

 

 

【Information 旅情報】

 

◎Museo Hermann Hesse ヘルマンヘッセ 記念館

 

◎行き方 

ルガノ駅(バス停 Stazione Via Sorengo)より

ポストバス436番Agra行きに乗り、

Montagnola Bellevueで下車。(約15分)徒歩2分。

 

現在(2023年9月15日)ゴッタルドトンネル(鉄道・上下線)が閉鎖中のため

迂回ルート(旧ルート)となっています。予め、ご確認ください。