B管トランペット!? | のんびり温泉館

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湯守♪と申します。
温泉館、珈琲館、音楽館兼任の主でございます。
気が向いたままに投稿なんぞをしておりますので、不定期ですが、
書き出すと止まらないことになったりもして・・・。

ゆっくりとお寛ぎいただければ 幸いでございます♪

吹奏楽器、その中でも特にトランペットの話になりますが…。

トランペットというのは Bb管を基本にして C、D、Eb、E、F、G管とあって、ピッコロトランペットではその時代の曲調に応じてA調を基調とする様に調整できたりします。ところが…。

 

「具合や調子を見てくれる?」、と頼まれた海外製トランペット。普段から自分がBb管で使っているマウスピースを取り付けて基準音のつもりで吹いてみたら… 

え?…
ロ?…
B?…
 
別にチューナーが壊れているわけじゃないんです。 
ギター用のチューナーを使ってみてもこんな具合。

本来はB♭もしくはA♯という表示がでてくる筈・・・なのですが。
 
この個体でA=442の音程を合わせようとすると、主管を随分と多く抜かないとならなくて、そういえば主管の抜差部が他メーカーのに比べて妙に長い。 かと言って 枝管を使うときっちり管を詰めても随分と低い音程になってしまうので、調整しようとすると疲れる。
普段の自分のモノならば主管は1cm抜いて適正、枝管を重ねて吹く時には抜く方向で音程調整するのは普通にある事なので、吹き方自体は間違ってはいない…の筈。
こんな変な(と言わせてもらう)音程のズレ方をする楽器は初めてです。
 
これはどのように解釈すればいいのでしょう。 Bbの半音上、ナチュラルBを基調としたニュータイプのトランペットなのでしょうか。
今の季節でこれですから、真冬や真夏ではもっと変わった事になってしまいそう。
 
もっとよく調べてみると、トランペットにはマウスピースレシーバー部にマウスピース先のギャップができるようになって、息に具合のよい抵抗ができるようになっているはずなんだけれども、このトランペットにはそれがない。吹き込み管の内部がストンとしたパイプです。
まるでホルンみたい。
 
とすると、形はトランペットでも ロ調だし内部はコルネットだし。えーと、新種の名づけてナチュラルB菅トランホルンとか?
もしかして禁断の楽器か・・・・・・・・。まさかね