こんにちは
話して安心・治療して安心・これからも安心
沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院
名嘉眞です。
1月は高血圧についてお話ししましたが、いかがでしたか?
今回は高血圧とは反対の低血圧について、お話ししたいと思います。
低血圧の定義と特徴は?
低血圧の定義は、最高血圧が100以下、最低血圧が60以下の状態を言います。
血圧を測る時は、起きて少し経ってベッドから起き上がる前に測定するのが理想です。
測った際に最高血圧が100以上、最低血圧が60以上あることが望ましいです。朝一番に測る理由は、1日の中で起床時が、一番血圧が低いためです。
低血圧の人は、遺伝的な体質から来る事もありますが、家族と同じ食生活から影響を受ける場合もあります。
また、低血圧と診断される人は
・やせ型
・肌が白い
・舌の色が淡い(薄い)
・神経質
・内向的(内気)な性格
などに該当する事多いです。
低血圧の人が訴える症状は、立ちくらみ、めまいが一番多く、朝が起きられない、頭痛・頭重、倦怠感・疲労感、肩こり、動悸、胸痛・胸部圧迫感、失神発作、悪心など多岐にわたります。
高血圧よりも治療が大変?
高血圧の多くは、食べ過ぎや運動不足、加齢(血管の弾性力がなくなる)が影響します。
そのため、食事を減らす、運動する等の方法で血圧は下がっていきます。1日、1週間だけでも血圧を下げるように生活習慣を整えれば血圧は下がっていきやすいため、効果が見えやすいです。
一方、低血圧の場合は、食生活の改善(食の偏りを見直す)や血圧を上げるためのエクササイズなど、血流循環や体内の栄養素の不足している部分を補わないといけないため、高血圧の様に一筋縄ではいきません。
理解してもらいにくい現状
低血圧に該当する人は割合としても少なく、症状に苦しんでいても周りから理解されないことが多々あります。
また、子供たちの間で増えているのが、起立性調節障害です。
コロナでの生活環境の変化、成長期に伴ったホルモンバランスの低下が大きく関連して登校前や登校中に上記の低血圧の症状が現れて、学校に
行けなかったり、早退する子供が増えています。
本人も休みたくて休んでるわけでは無いですが、なかなか理解してもらえず、辛い思いをしているケースがあります。
起立性調節障害を治療するには気持ちの問題ではなく、食事や生活習慣の見直しが必要です。
低血圧を改善するためには 低血圧を改善するために重要なポイントが
① 食事の見直し
② 日光浴
③ 下半身を動かす
です。
① 食事の見直し
食事のポイントは塩分やミネラルの摂取です。
よく塩分は控えた方が良いと言うお話が出ますが、低血圧の方は塩分を控えるどころかむしろ積極的に塩分を取ることが必要となります。塩分を取る事で血管の働きを強くして血圧を上げます。
東洋医学には五味と言ってそれぞれ5つの味を摂取する事で血液の流れ整える事ができます。5つの味の中でも、血圧の働きを整える五味が「鹹味(かんみ)」と良い、鹹味の食材は「味噌、醤油、サンマ、サバ、あさり、海塩、牡蠣、しじみ」などです。
② 日光浴
低血圧の方の場合、自律神経の働きも低下して、1日の体内時計が狂いやすく、起床できない場合があります。
太陽を浴びると、脳の中にある体内時計を整えるホルモンが働き、1日のリズムを正常に戻してくれます。
プロスポーツ選手が他国に遠征に行く場合に時差の問題が出てきます。その場合太陽を浴びることで体内時計を調整する方法を行なっている程、確実な方法です。
③ 下半身を動かす
低血圧の方は、正常な血圧の方に比べて、全身から心臓に返ってくる血流量が少ないです。心臓に返ってくる血流量を増やすためには、下半身を動かすことが重要です。
そのため、ウォーキングやスクワット、つま先立ちなどが効果的です。また、寝る前に着発ストッキングなどもお勧めです。
体質を変えるということは大変です。日常生活を変えていければ自分のやりたいことが出来るようになっていきます。諦めずにコツコツ積みかねると必ず身体は変わっていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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