こんにちは
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沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院
名嘉眞です。
11月を迎えました。
10月の猛暑も少しずつ涼しくなり秋らしくなってきました。
暦の上では11月7日には立冬(暦の上ではこの時期から冬を迎えます)を迎え、22日には小雪(木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。
「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、冬の入口にあたります)を迎えます。
日中の暑さはまだ少し残りますが、日が暮れるのが早くなって寒暖差が激しく、体調を崩しやすい季節になってきましたね。
冬と「腎」の関係
この時期、東洋医学の考えでは五臓の中で特に「腎」が働くと言われております。
腎の特徴的な働きというのが排尿の調節です。
腎臓には心臓から送りだされる血液の約4分の1が流れ込み、ろ過されます。このろ過された液体を原尿といい、1日に約150ℓ作り出されます。
原尿には不要な老廃物と、体に必要な物質(水分、糖分、ナトリウム、アミノ酸など)が含まれています。体に必要な物質は、おしっことして流れる前に吸収されて血液中に戻りますが、老廃物は尿となって、尿管から膀胱へいき、排尿されます。
排尿が血圧調整に関係する?
意外とご存知ない事が、排尿は血圧調節にも一役買っているという事です。
そもそもなぜ血圧が高いといけないのでしょうか?
血管はもともと伸び縮みしやすい性質を持っています。しかし、血圧が高い状態を維持してしまうと血管の弾性力がどんどん低下していってしまいます。
その結果、血管が切れて「脳血管障害、大動脈剥離」など重篤な病気になる恐れがあるからです。
高血圧は血管にかかる圧力が高い状態なので血管に負担がかかってしまいます。
そんな時に、排尿することで血管内の負担を減らし、血管の破裂を防ぎます。
「腎」が排尿の調整を担う
腎の役割の一つとして排尿の調節があります。
血液中に含まれた不要な老廃物や体に必要な物質(水分、糖分、ナトリウム、アミノ酸など)の
バランスが崩れ、血液中の濃度が高くなると、血圧は高くなります。すると、腎が脳に「おしっこを出してください」と働きをかけます。
反対に、濃度が低くなった場合はおしっこの量を減らして、身体の中でおしっこをリサイクルします(再吸収)
冬が腎を狂わせる?
冬になると腎の働きが忙しくなる理由の1つが寒気です。人は寒さを感じると体温を維持するために血管が収縮しその結果、血圧が高くなります。
腎がうまく働き、排尿を促すことができれば良いですが、この時期は「乾燥」が排尿を止めてしまいます。
乾燥と寒気で水分量が狂う
冬は空気が乾燥します。
乾燥の影響で身体の水分が外に蒸発しやすくなります。洗濯物を想像するとわかりやすいと思います。
冬の洗濯物はパリパリになりますよね。洗濯物と同じように、水分量がどんどん外にむけて飛んでしまいます。
乾燥によって水分量が減った体は「腎」から「水分量を増やしてください」と指令を出します。
しかし、冬は寒さの影響でこの「喉の渇き」を脳が感じにくくなります。
そのため、体内の水分量が減っていき、血液中の濃度がどんどん濃くなると血管の破裂の病気をも増えてしまいます。
実際に「脳出血」は季節の中で冬に多いというデータがあります。
濃度が濃くなると痛みも現れやすい?
体内の水分量が減ると尿量を少なくして、リサイクルします。そのため、老廃物が体内により多く留まると老廃物が痛み物質に変わり、炎症を起こします。
冬の時期は寒さで喉の渇きが感じにくくなりますが意識して水分量を取ることで血管の破裂や痛み(炎症)を予防することができます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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