こんにちは
話して安心・治療して安心・これからも安心
沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院
名嘉眞です。
6月に入りました。
ゴールデンウィークも過ぎて、新年度の慌しさは落ち着きましたか?沖縄では5月18日に梅雨入りを迎えました。
今年は平年より8日遅く、昨年と比べると14日も遅い梅雨入りでした。
5月の通信でお話しましたが、暦の上では立夏を迎え、この時期は暑さを感じることが多いのです。
しかし、今年は朝方からひんやりと肌寒さを感じる程、日中との気温の差が大きい日が続いております。
東洋医学の最古の書物「黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)」の中にある「六元正紀大論」は60年周期で毎年の気候を占っています。
今年のこの時期「六元正紀大論」では気温が上がりにくいという予想が一致しています。
また、今年は毎日曇り空で、雨という日は少なく、2、3日続く強い雨や一時的なゲリラ豪雨を予想しております。
去年は雨量の少ない梅雨となりましたが、今年の梅雨はどうなるでしょうか?
梅雨が及ぼす身体への影響
梅雨が身体に及ぼす影響として代表的なものが
① 湿度
② 気圧
です。
① 湿度
梅雨や雨の日、曇りの日は湿度が高くなります。
5月の通信でもお話ししましたが、人は目に見えなくても1日約1リットルの水を外に排出しています(不汗蒸散)
湿度が高くなると湿気が邪魔して、身体から汗が排出されにくくなり体内に水が溜まりやすくなります。
その結果、体内に溜まった水を排出しようと心拍数が高くなり「疲労感・不快感」を感じやすくなります。
実際に研究でも28度の環境の中で、一方は湿度60%の部屋、もう一方は湿度40%の部屋を用意して過ごしてもらった結果、同じ28℃のお部屋でも60%の部屋に比べて40%の部屋は涼しく感じ、心拍数の上昇も軽減したという報告もあります。
部屋の湿度を55%以下に抑えると心拍数の上昇を抑え、疲労感も軽減されます。あまり部屋の温度を下げたくない方は参考にしてみると良いです。
② 気圧
梅雨時期は晴れている日に比べて気圧が低くなり、血の流れを狂わせやすいという特徴があります。
低気圧の影響で、血管が緩んでしまう人は血圧が低くなり「めまい・身体のだるさ、やる気の低下、立ちくらみ、むくみ」などの症状が現れやすくなります。
反対に、血管が緊張してしまうと血圧が上がり「頭痛、耳鳴り、動悸、不眠」などの症状が現れやすくなります。
梅雨時期に症状が現れた場合に、症状を改善するために重要なポイント体内に過剰に溜まった水分を排出することです。
そのため、日頃から意識して欲しいのが
① 汗をかくこと
② おしっこの量を増やす
ことです。
ウォーキングやランニング、呼吸法やヨガなど様々な運動を継続して行えば目に見えなくても発汗量が増えます。
また、おしっこの量を増やす方法としてお勧めなのが、白湯や暖かい緑茶など苦味を感じるお茶を飲むことです。
苦味を感じるお茶には利尿作用や心拍数を抑える効果があります。
湿度と急激な温度変化に注意
5月号でお話ししましたが夏は「心」に影響を与え「動悸、息切れ、身体のほてり、手のひらのしびれ、不安感、左肩の痛み」などの症状が現れやすくなります。
熱中症と動悸にご注意を
梅雨模様からいっぺん晴れ間が現れ、気温が上昇する日は「心」の負担が一気に増えるので注意が必要です。
急激な湿度と気温の変化によって発汗量が増えます。
発汗量が増えることで身体の中が脱水を起こして熱中症を発症したり、動悸が強く現れ心血管疾患(狭心症、心筋梗塞など)で病院に救急搬送されるのもこの時期が多いという研究報告があります。
特に65歳以上の方が救急搬送されるケースが多いということですが、歳を重ねると喉の渇きや体温を調節する働きが弱くなるため、異変に気づかないことも多々あります。
十分に注意して過ごしてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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