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沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院
悠々治療院の名嘉眞です。
5月になり、台風も発生し一気に夏が近づいた感じがしますね。
5月5日には立夏と言って暦の上でも夏が始まります。沖縄では夏を感じる前に梅雨がやってきますが、例年通り行くと5月10日頃には梅雨入りするそうです。
しっかりと梅雨時期に体を壊さないように養生していきましょう。
雨が与える身体への影響
梅雨時期は梅雨前線の影響で雨の量が増え、湿度が高くなります。この湿度が身体にとって悪い影響を及ぼす場合があります。
人は目に見えなくても約1日1リットルの水を外に排出しています。これを現代医学では不感蒸散と言います。
一説によると昔の人は不感蒸散を目で確認することができていたそうです。
今とは違い昔の人は視力もとても良かったため伝説の生き物の龍に例えられ「まるで龍が天に昇って行くようだ」と表現した記載も残っております。例えば、寒い日に運動したり、お風呂上がりに現れる湯気も似たような状態です。
梅雨の時期はこの不感蒸散が阻害されます。
湿度が高くなると身体の中より外の水分量が多くなり、体から汗が排出されなくなり体内に水が溜まりやすくなります。
気圧が与える身体への影響
もう1つ、梅雨時期に身体に与える大きな要因があります。
それが気圧です。
雨の日や曇りの日は低気圧になります。気圧が低くなると、身体にかかる圧力が減ります。
すると身体が膨張しやすくなり、ぎゅっと身体を締める力が弱くなります。例えば筋肉や血管も緩みやすくなり、緩んだ血管は血の流れがゆっくりになり、湿気と共に身体の中の水溜まりを助長するという仕組みです。
気圧が低下する場合、心身的に影響を及ばす場合もあります。
やる気が上昇して「スイッチON」する時は身体の中のアドレナリンと言うホルモンが分泌されます。
しかし気圧が低くなる事でアドレナリンが分泌されにくくなり「やる気の低下、身体がだるい、不安感」などの症状を現すことがあります。
東洋医学では湿邪と呼んだ
東洋医学では上記のような気候変動が身体に影響及ぼす時は「湿邪(湿の邪気)が身体を蝕んだ」と表現していました
(東洋医学では邪気=暑い・寒い・乾燥・湿気などの気候を始め、ウイルスや菌など体調に影響を与えた場合を邪気と総称していた。)
では湿が身体の中を蝕んだ場合、いったいどのような症状が現れていたのか東洋医学の記載を見ていきましょう。
① 湿の多い環境にいる時はなんとなく頭がおもくるしく、上から何ものかを、かぶせられているような状態で気分が晴れ晴れしない。
解説:低気圧と湿度により身体の血管の巡りは遅くなります。すると頭も重だるくなり、心身に影響を与え ると、ぼーっとしてしまいます。
② 湿が多い環境にいる時 は筋肉がダランと力が入らなくなり身体が麻痺したようになる。
解説:低気圧と湿度が筋肉に影響を与えると筋肉がギュッと収縮する力が弱くなります。すると筋肉に熱を持ちやすくなり四十肩や五十肩の様に肩が上がらなくなったり、麻痺のように手足に力が入らない、思うように手足を動かすことができなくという症状が現れる場合があります。
③お酒の飲み過ぎでも湿を形成してしまう事がある。
解説:気候の他にもお酒を飲み過ぎることで体内に水が溜まり「湿」が身体を蝕むと手足が麻痺したように動かなくなる事があります。これは現代医学でも「ニューロパチー」という病名がついています。
体内の水を出す
「湿」の影響で【めまい・耳鳴り・偏頭痛・やる気の低下】などの症状が現れますが、この症状を改善するためには、いかに体内に溜まった水分を排出できるか?がポイントとなります。
水分を排出するためには「あせ・おしっこ・うんち」しかありません。運動や食生活でデトックスできる身体を作りたいですね。
ちなみに、病院で使われるめまいの薬もおしっこをよく出す薬を処方する時もあり、意外と単純な仕組みだったりします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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