こんにちは!
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沖縄県八重瀬町にあるあなたのお悩み徹底改善治療院
悠々治療院の名嘉眞です。
4月になりましたね!!
お彼岸も明け、三寒四温のような急激な気温変化も少なくなってきました。
これから県外ではお花見など春の行楽シーズンですね。春の病が現れないようにしっかり養生したいところです。
2月、3月と最古の医学書である「黄帝内経
」から春の養生方法について記載しましたが、今回も引き続き春の養生についてお話ししたいと思います。
前回までのおさらい
① 春は身体の血管が開いてどんどん流れ始める。
② 春は結んだ髪の毛をほぐして頭の血流を促す。
③ 春になると血流の巡りと共に気持ちもやる気に満ち溢れる。このやる気を否定したり抑えこ んだりしてはいけない。
④ ①〜③のような春の養生がうまくいかない場合、「肝」がうまく働かないようになってしまい夏を迎える時に病気になってしまう。と言うお話しをしました。
春は肝を養生する
東洋医学では春の季節は「肝」の働きが大事だと考えられています。今で言う「肝臓」の働きと同じ部分と違う部分がありますが、今の肝臓の働きを交えてお話ししたいと思います。
肝臓の自律神経
自律神経は交感神経と副交感神経から成り立ちますが、肝臓の交感神経が働くと食事から得た栄養素を身体のエネルギーに変えます。【異化作用】
反対に副交感神経が働くと胃腸から届いた栄養素を身体のエネルギーになるように物質を変化させます【同化作用】
この働きが崩れると春の病が現れてしまいます。
東洋医学では肝の病を木象という
東洋医学では「肝」の病を木象と読んだりします。
木象とは草木が上へ上へと伸びていくように身体も上部に血流が過剰に流れてしまい、症状が現れる事を指しています。
なぜ上部に症状が現れるか?ですが肝臓は身体の上部に位置しており肝臓と繋がっている血管は心臓を経て肩からの上の血流に関連することが多く、春の気候変動と相まって肝臓に負担がかかりやすいため、症状が現れやすくなるのです。
うまく環境に適応する
これから多くなると思われる春の病の一例を挙げてみます。
「♪桜咲いたら一年生、一人で行けるかな?」と歌があるように、家族や自分自身が新しい環境、生活が変わる人も多いと思います。
不安と期待の渦巻く感情を持ちつつ、髪の毛を結びシャキッと姿勢を正してやる気に満ち溢れ、新しいクラスや学校、職場に通う人たちは心も身体を「スイッチON」の状態なので交感神経が優位に働きます。
すると肝臓も休む時間を惜しんでどんどん身体を活動モードに変えていきます。
友達とうまく行かなかったり、自分の意見を否定されたり様々な環境にさらされ続け肝臓が交感神経の状態でいると身体からのサインが現われます。
それが「頭痛、めまい、耳鳴り、首の痛み、肩の痛み」といった身体の上部の症状です。
症状が続くのに加えて『食欲の低下』『腹痛』『朝が起きられなくなる』のどちらかを訴える場合は間違いなく肝臓に負担になっているので身体をリラックス、リフレッシュさせることが必要になります。
これがどんどん悪化していけば立夏を迎えると病気になると言われており、現代で言う「5月病」とも一致する場合があるのです。
対応するには、身体の症状に気づきストレス発散させることが大事です。
また、この身体の状態を東洋医学では「肝急すれば甘味をもってこれを緩める」といい、甘味が身体にリラックス作用をもたらします。
こんな時は少しの砂糖やチョコレートが身体の症状を緩和してくれます。食べ物は時に善にも悪にもなります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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