ぼく、ロンです。
お空からの更新(交信)です。
風薫る5月となりました。
ママがぼくをお空へお見送りしたのは
昨年の12月のこと
季節が変わり
弟猫である麦君をお迎えし
ママには少しずつ笑顔が戻ってきました。
悲しみを放出するための
「泣く」という行為は
とてもエネルギーを消耗するもののようです。
思い返せばママはよく口にしていました
「パトラッシュ、なんだかとても眠いんだ。」
そう言って寝室に向かうママを見て
次男兄ちゃんが言いました。
「なんだよそれ?」
「えっ?『フランダースの犬』知らないの?」
そう答えつつ
ママは思ったそうです
「でも私もラストシーンしか知らない」
そこで調べてみたところ
『フランダースの犬』(アニメ)
1975年1月5日〜12月28日
「世界名作劇場」の第一作目として
フジテレビ系列で放送
ママはまだ生まれていなかった。
ということで
ママはさっそく『フランダースの犬』を購入し
読んでみました。
左:『フランダースの犬』
著者 ウィーダ
村岡花子 訳
新潮文庫
新潮文庫の訳本が読みづらかったため
図書館で借りてきた
右:『フランダースの犬』
著者 ウィーダ
野坂悦子 訳
岩波少年文庫
フランダースの犬
1872年、イギリスの作家ウィーダにより発表
ベルギー北部の
フランダース地方アントワープが舞台
15歳の画家を夢みる少年ネロと
老犬パトラッシュが固い絆で結ばれつつ
貧困と差別
失意のうちに命を落とすという物語
パトラッシュの犬種
フランダースの犬は毛なみは黄色で、頭と手足が大きく、狼のような耳がまっすぐにたっている。何代もつらい労働につちかわれてきた種族なので筋肉が発達し、足は湾曲してふんまえたようなかっこうをしていた。
新潮文庫 P. 12より
原書の挿絵は
wikipediaより
パトラッシュの犬種は
ブーヴィエ・デ・フランドル
と言われているそう。
『みんなの犬図鑑』より
https://www.min-inuzukan.com/bouvier-des-flandres.html
※ベルジアン・シェパードドッグとする説もあり
※いずれにせよアニメで印象の強いセント・バーナードではない
作者ウィーダ
作者はイギリスの女性作家ウィーダ
(本名マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー)
1871年のベルギー短期滞在の旅行が
物語の素材となっているとのこと
当時のベルギーにて
使役動物として荷車を引く犬の写真を
小説の表紙より
『ネロの木靴』
臼田夜半
地湧社
※作品自体はネロの親友アロアの視点で書かれた、まったくのフィクション小説です
※なおベルギーでの牽引犬は1952年に禁止
ウィーダは28歳でフィレンツェへ移住し
動物愛護協会設立に尽力し
晩年は多数の犬と暮らしたとのことです。
『フランダースの犬』の冒頭はこうです。
ネロとパトラシエはこの世に取残されたよるべない身の上だった。
ふたりは兄弟よりもこまやかな友情に結ばれていた。
新潮文庫 P. 9より
ぼくを思い
冒頭から読み進めるのがつらかった
物語だったそうです。








