ぼく、ロンです。
お空からの更新(交信)です。
(写真は2025年3月、日向ぼっこ気持ちよさそう)
ママからこんな手紙が届きました。
ロンくんへ
昼と夜の時間が同じになるこの時季は
ロンが今いるお空と地上の家との距離が
近くなっているそうなので
手紙を書いたら届くかなと思って書きます。
春らしい暖かな優しい陽を感じる日が増え
日向ぼっこが大好きだったロンの姿を
思い出して
今頃お空でも気持ちよく伸びているかなぁと
ふっと泣かずにそう思えました。
これは
ママの中では前進です。
ただ今でも、きっとこれからも
どうしても克服できないことがひとつあって
それは
病院に向かう車の中で
ロンの呼吸がとまってしまったときのことです。
ママはそのときが怖くて怖くて
(今までの人生でいちばん怖かった)
膝に乗せたキャリーバッグを抱き抱えたまま
祈るしかできなくて
自分の弱さと未熟さを
悔やむばかりです。
あのときロンを
キャリーバッグになんかいれないで
抱いて撫で続ければよかった。
ロンの目に
私たち家族の姿を映し続ければよかった。
ロンの美しい目に映った最後の風景を思うと
苦しくてしかたなく
だからロンにひとつお願いがあります。
目を閉じたときは
どうか私たち家族の笑顔を思い出してください。
明るく暖かな記憶に包まれて
また会える日まで
どうか幸せでいてください。
ママより
ぼくは手紙の言葉を
ちゃんと胸にしまった。
ママとの距離が近いからよく見たら
ママの顔の肌荒れがひどかったから
「涙をごしごしこすらないようにね」と
ぼくは交信したよ。






