ぼく、ロンです。






啓蟄の頃ではありますが

昨日から続く雨に
土の中の虫たちも
なかなか地上に出てこられないのでは
ないでしょうか。





こんなどんよりとしたお空の日には

先月からなかなか筆が進まなかった
(筆を使って書いてはいないけれど)

ぼくの体調不良の話を

記録のために書き上げておこうと思います。



写真は
心も体調も顔に良く表れると言われるぼくの
2月コレクションです。



ぼくの体調不良

それはひとえに「便秘」によるものです。

あしからずご了承ください。




2月上旬からそれは続き
吐き気、食欲不振により
昨年末から体重が600g減りました。


便秘が続くとまずはこれ
ママによるイチジク浣腸です。





(ぼくはイチジク浣腸をされると分かるので逃げます)




ただ今回は
イチジク浣腸の効果もあまりなく

(つらい時は、隠れます)






2月8日に動物病院にかかりました。

今回は病院に数名いる獣医師さんのうち
ぼくとママが苦手な先生にあたってしまいました。


「診察→レントゲン→摘便処置」
といういつもの流れに

今回は「血液検査」も追加します。



① 血液検査

「この毛色は(茶白のこと?)糖尿病になりやすい」

と先生から言われたのですが

それを含め
今回の血液検査の結果に
心配すべき数値はありませんでした。

ぼくとママは、ほっとひと安心です。



② 鎮静剤(麻酔薬)

摘便処置の際には
鎮静剤(麻酔薬)を使うように
前回の処置時からしているのですが

ママはこの鎮静剤が
ぼくの体に影響がないのか
先生に尋ねます。


「心臓や腎臓には影響のない薬だけど
麻酔薬の世界はまだ未知なので」

との先生の返答。






今回都合により、病院にかかるのが
午後の診療時間になってしまい

いったんお預かりのうえ

摘便処置が20時頃
お迎えが21時半過ぎとなってしまいました。


ほんとうは麻酔から完全に目覚める状態まで
病院に待機すべきところなのですが

(目が覚める注射(なんとか起薬と先生は言った)を打ってから、麻酔が完全に切れるまでには3時間ほどかかるらしい)


お泊まりは避けたいということで
ママはぼくをお家に連れて帰りました。



お家に帰ってからのぼくは

ひどい吐き気と
立ちあがろうにも足が立たず倒れてしまい


しばらくパニック状態だったのでした。







③ 反省点

今回
病院での処置の時間が充分ではなかったのか

全てを取り出すことはできず

結局、日を置いてから再度
ママによるイチジク浣腸により

通常の排便に戻ったのでした。


また先生の指導のもと
処置を行ったのは別の(新人の)先生のようで

このあたりは複数の獣医師が揃っている
動物病院ではしかたのないことなのだろう。






④ 診療費

診療明細書の一部です。


レントゲン検査 ¥ 2,500
血液検査 ¥ 8,000
皮下注射 ¥ 2,000
皮下補液 ¥ 2,000
浣腸・摘便処置 ¥ 8,000
鎮静麻酔 ¥ 4,000


と、かれこれ
お会計は3万円を超えてしまいました。








このように

笑顔少なめの2月を過ごしたぼくたちですが


(体調不良なんだから写真撮んニャよ)








ママはときおり

石川さゆりさんの『天城越え』
を歌っていました。


♬ あなたと〜ぉ こえたいー
あまぎぃぃ〜ごぉぉえぇ〜♬



天城越え

それは静岡県伊豆市と賀茂郡河津町の境にある
天城峠を越える旅路のことで

かつて天城路は
越えるのに難所であったそうだ。



難所であっても

越えていくしかない。



だけどこれからシニア猫になっていくとき
症状はもっとひどくなっていくのではと

心配は尽きないのです。




去年の七夕の日のお願い事も
「便秘になりませんように」
だったんだね。