ぼく、ロンです。






前回のぼくのブログ「寒い夜だから♬」を
読んでくださった方々、ありがとうございます。


ゆめぽんくんより
こんなコメントをいただきました。


『ロンくんの肉球は苺ミルクみたいな綺麗なピンクだニャ💕
ボクの肉球は丹波の黒豆みたいなんだよ😸』

(ゆめぽんくんの姿が見られる、ゆめ猫と四つ葉のクローバーさんのブログ。優しい言葉と勇気づけられる言葉に溢れている、人生の先輩のブログです!by たけのこ)



苺ミルク!、ありがとうっ!

そうでしょ、可愛い色でしょ。




苺ミルクといえば

やっぱりサクマの苺ミルク飴かな。




(画像お借りしました)



猫の肉球とお鼻の色は
ほぼ一致するんだってね。



ゆめぽんくんの「丹波の黒豆」の肉球も
とても素敵だニャ。


丹波の黒豆
お節には欠かせない
大粒艶やかな、高級豆。



そして
いただいたコメントを読みながら
ママの思考は「丹波の黒豆」から

「兵庫県丹波篠山(タンヤバササヤマ)」へと

繋がっていき、さらに

心理学者・河合隼雄先生の『泣き虫ハァちゃん』

に繋がっていく。





『泣き虫ハァちゃん』

著者:河合隼雄

絵:岡田知子

出版社:新潮文庫



さっそくママは本棚から本を持ち出し
この本を読み返します。


『泣き虫ハァちゃん』は

河合隼雄先生の遺作であり
自伝的小説。

舞台は
先生の生まれ故郷である、丹波篠山。



その第2話『どんぐり ころころ』
こんなお話なのだそうです。


🎵どんぐり ころころ よろこんで
しばらくいっしょに あそんだが
やっぱりおやまが こいしいと
ないては どじょうをこまらせた🎵


この歌を歌いながら
(幼き頃の河合隼雄先生がモデルの)
ハァちゃんは

お家に帰れないどんぐりさんを心配に思い
泣いてしまう。


そこへ
オキーちゃん(6人兄弟の長男)がやってきて
泣いているハァちゃんに、こう言葉をかける。


「どんぐりさんはお家に帰らんでもええんやで」

「どんぐりさんはな、そこで芽を出して、どんぐりの木になるんや」


ハァちゃんは

どじょうを困らせて泣いていたどんぐりが
おうちに帰らず頑張り、そこで
大木に成長していくのが見えるような気がして

晴れやかな顔となる。



なんて優しく、愛情深いお話なんだろうと

ママはこの第2話が大好きなのだそうです。




さてぼくは

窓を開けて新鮮な空気をお部屋に入れ替えながら
この本の写真を撮るママの足元をすり抜け

ベランダに出ます。






ぼくはベランダが大好きなのですが
なかなか出る許可がおりません。

この日はママがずっと一緒にいてくれたので
念願のベランダタイムです。






ただ寒かったので

苺ミルク色の肉球が冷たくなる前に
すぐにお部屋に戻ったのでした。