ぼく、ロンです。


それは先月のこと

仕事先にて11月のシフト表が配られ
21日から23日まで
三連休となっているのを
見たママは
(その前が土日含めて連勤だったのは見落としてたけど)

思い立った。


「そうだ 福岡、行こう」


20年ぶり?に
一泊のひとり旅に出かけるという。



もちろん
ぼくはママの足にもたれかかり
こんな可愛い顔をして見せ
とめてはみた。





でもぼくは知っている。

ぼくの家族は、ママに限らず
一度決めたら
人の(猫の)言うことなんて、聞きはしない。

(そのくせママは出かける寸前になって
ぼくと離れるのが寂しくなって、泣きそうになってた。)




しかたない
ぼくは心よく送り出すことにした。




ママはこちらの小説を読んで以来
主人公が生きている博多に
行ってみたいとずっと思っていたのだそう。





『左岸 上・下』
著者:江國香織
出版社:集英社文庫
2012年2月25日 第1刷



その景色に触れて
自分の目で見たい。



ということで

羽田空港を出発し





福岡空港から






博多駅へ








到着したようです。



ママ
ボン・ヴォニャージュ!