ぼく、ロンです。



先日、ふらりと寄ったお花やさんで、ママはマリーゴールドの鮮やかなオレンジに、目も心も奪われたそうです。






マリーゴールドに、緑のヒペリカムとスターチスとをざっと束ねて、窓辺に飾ってあります。





ママがマリーゴールドの美しさに目覚めたのは、こちらの映画がきっかけだそう。


『リメンバー・ミー』

(図らずも最近、映画の話が多いニャ)



ほらほら、足元のオレンジ、マリーゴールドの花びらだよ!



製作:ピクサー・アニメーション・スタジオ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーションピクチャーズ

キャッチコピーは、「それは、時を超えて-家族をつなぐ、奇跡の歌」。



この映画は、メキシコの「死者の日」を題材にしています。


「死者の日」とは、亡くなった人を偲び、感謝をする日。毎年11月1日〜2日にかけて行われるそうです。


詳しくは↓




マリーゴールドの花は、亡くなった人の魂が、家や家族のもとに辿り着くための道しるべになるんだって。


この時期は街中がマリーゴールドで飾りつけられ、その香りに包まれるそう。




上記サイトより、画像お借りしています。



死者の日は、日本で言うと、お盆の位置づけかニャ。


お盆は、亡くなって会えなくなってしまった者たちが帰ってくる時期だそう。



「ロンは誰に会いたい?」と、ママが聞く。


うーん、ぼくの猫パパや猫ママや猫兄弟たちは、きっとどこかで健在だろうし、、、


ママは?


「ママは、岡山のおじいちゃんに会いたい。海がよく似合って、強くて、かっこよかった。また笠岡の海で、チヌを釣っている姿が見たい。

あと、おじいちゃんが死んじゃう少し前、優しくできなかったこと、ごめんね、って言いたい。」


ふーん。


「あ、あと、義理のお父さんにも、立派にとはいかなくても、息子たちがここまで成長しました、って、報告したい。」


ニャるほど。





このお盆の時期に、みんなが会いたい人を身近に感じられましたように。





マリーゴールドの花に、ぼくは願う。