ぼく、ロンです。
美しい女の人を
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
と表現するそうです。
この時期にしか出会えないお花、芍薬(ピオニー)です。
ピオニーの香りは、爽やかな中に控えめな甘さがあって、清潔な香りです。
「なんだろう、この丸いボール」
「ぼくの猫パンチが出ちゃうぞ」
芍薬のがっかりポイントは、固すぎる蕾を購入すると、咲かないことがあることです。
芍薬の蕾から出る蜜で、がくや花びらがくっついているときは、
水で濡らした布で、蜜を拭きとってあげてね。
そして蕾を優しくマッサージ。
購入するときは、これくらい↓開きかけてると、いいかも。
余分な葉っぱは落として、茎は斜めに切って給水面積を広くして。
花瓶のお水は、深めに。
「あ、お花、ムクムク大きくなってきたよ」
「うわぁ!大きく花開いたね」
「ん、でも、あの白いお花、大きすぎない?
ママが、バランスがとれなくて、うまく写真が撮れないって言ってる」
「君の名前は、深山の雪、だったよね。ぼくの顔よりもずっと大きいよ。」
さて、なかなか花開かなかった蕾の方は、
ママの献身的な努力で(蜜の拭きとりと、日々のマッサージ)、なんとかここまで花開きました。
お花は小さめですが、きれいです。
「はぁ〜芍薬、小さな丸いボールが大きく開いて、びっくりしたニャ」
「あ、ぼく、おなかの毛繕い中だったんだ」
ぜひぜひこの時期におすすめの芍薬ですが、猫ちゃんの誤食には気をつけてください。嘔吐・下痢の恐れがあります。