ぼく、ロンです。
ママは最近、気がついたことがある。
ロンの写真は、眠っているか、座っているか、ゴロンとしているか、で、躍動感あふれる写真がない。
そして、薄々感じていた疑惑も、確かなものになりつつある。
ロンはどうも運動神経が鈍い。。。
まずは、躍動感あふれる写真を撮ってみよう!
ぼくのお家は、メゾネットタイプ。
階段をのぼるよ。
疲れ目や老眼のせいじゃないよ。
写真がブレているんだ。
躍動感あふれる写真を撮るのは、難しい。
ぼくはね、歩き方が、他の猫ちゃんと、ちょっとだけ違うんだ。
ほら、気がついた?
後ろ足がね、
下の図でいうと、足根骨というところまで、
べったり床についてしまうんだ。
画像は、「子猫のへや」から、お借りしたよ。
このサイト、猫の骨格について、分かりやすく説明されていて、勉強になるんだって。
https://www.konekono-heya.com/karada/skeletal_system.html
子猫のへや、によると、動物の歩行スタイルには3種類あって、
・指行性(しこうせい)
→地面に指だけを接触しながら進む歩き方
猫や犬など
・蹠行性(せきこうせい)
→地面に足の裏を平面的に接触しながら進む歩き方
人間やシロクマやうさぎなど
・蹄行性(ていこうせい)
→地面に硬いひづめを接触しながら進む歩き方
馬や象やキリンなど
ぼくらねこは、肉球がクッション代わりとなり、指だけを地面につけながら、歩くんだ。
でもぼくは、かかとまで、ついてしまう。
ママは、ぼくの歩き方が他の猫ちゃんとちょっと違うことを、病院に行ったついでに先生に相談したことがあったんだ。
そうしたら、あっさりと、
「足首を骨折した後、ロン君にとってこの歩き方がいちばん楽だったんでしょう」
と言われたよ。
ロンが楽ちんならばそれがいちばんだと、
今では、ぼくの歩き方は、
「シロクマ歩き」
と呼ばれているよ。
ちなみに、他の猫ちゃんたちの歩き方は、「バレリーナ歩き」と呼ばれてる。
ただ、シロクマ歩きには困ったことが、ひとつあるんだ。
そのお話は、次回にするね。