ぼく、ロンです。

毎日陽気に、のびのび暮らしている
ぼくですが、
ちょっと悲しかったことがありました。

聞いてください。



ぼくの住んでいるお家は西向きで、

お家の前に大きな木もあるから、

陽当たりが良いとは言えない。


そんなベランダで、

冬の間、可愛らしく強く咲き続けるお花、

プリムラ ジュリアン。


(寝起きのぼくの後ろに、確かに咲いてる)


しかし、この花は毎年毎年、必ず!、

鳥に食べられてしまうのだ。

犯人は(ほぼ間違いなく)ムクドリ。


そして毎年、ママさんと鳥とのバトルが

繰り広げられるらしい。


兄ちゃんによると、いつぞやの年は、

ママさん、ドンっと足を踏み鳴らして、

「あの鳥、焼き鳥にして食ってやる!」

って言ったらしい、、、


でもね、今年は(昨年は)ママさん

ちょっと自信があった。


「だって、ロンが見張ってくれるもん」



ところが、ところが、





今年も、やられた、、、


すると、ママさん、こう言ったんだよ、怒。


「ロンの役立たず、番猫にもならない」



ひどくない?

ひどすぎない!?


ぼくは、悲しかったよ。

とても悲しかったよ。



まず、人(猫)に向かって、

役立たず、なんて言っちゃいけない、

と、ぼくは思う。


そして、鳥さんもこの冬の寒空の下、

食料も乏しくなる中、必死に生きてる。




ママさんには、大いに反省してもらいたい

ものだニャ。