閑話休題☆ | ASHblue

ASHblue

川口市にある自宅トリミングサロンです。

こちらはご無沙汰でした😄


日々、いろいろあったし、

共有したいこともあったのですが

なんか…語る人って駄目よねー風潮に押される小心者です🤣


そんな中🤣


テレビやネットニュースでも話題が出て

お客様ともお話に出たのでひとつ。


わんこさんのトリミング中の事故。

事故って言葉じゃない、

事件だ、とか

過失だとか、

その辺は第三者どころか対岸の火事を見るしか出来ないわたしなので

突っ込まれても困りますが。


他人事ではないなぁ、と

このことがInstagramで流れてくる度に思ってました。


空白数年ありますが、

犬の世界に入って20年経ちました。

犬舎に住み込み、

学校にも行きました。


幸いな、ことに自宅サロンしてて大きなことはありませんが、

学生時代、勤め先で

怪我させた

生きててくれて良かったー😭

って事は何度もあります。


私の妹ワンコトリミング中に亡くなってます。

去年、脳腫瘍で亡くなったSoleilも、シャンプー中に大きな発作を起こす事がありました。

慌てて病院に駆け込んで、脳圧を下げるお薬を使ってもらっても、なかなか治まらなかったです。

普段からシャンプーしててもです。

シャンプー嫌いとかじゃなくて。

これは、、もうどうのしようもない。

シャワーやちょっとした刺激が脳圧に影響してしまうほどの現状だったんだから。


これが、お家で普段シャンプーされない方が

うちに来たときに急になるかもしれない。

そんないろんな事があるのが

命を預かってるトリマーのお仕事だと思ってます。



当店は最初から

テーブルの上では命綱のリードをしてます!

って明記してますが。

このリードで首締まって亡くなったって話も聞きますし、

実際に飼い主様が可哀想、と言われる事もあるそうです(うちは明記してるし言われないけど)

リードの使い方を間違うと危ないのです。

それは間違いない。


むかぁーーーし

就職活動してたときに回ったサロン

半分はリードを使ってなかったです。

そして、狭いお店でテーブルだらけで、

わんこは上をピョンピョン移動してる、なんてお店もあったり…

これは、働いてない私が何かを言うことではないと思うので、何かをいいたいわけではなく、

こういうお店もある、ということ。


リードしてたってテーブルが軽くて

犬が暴れたらテーブルごと倒れる事だってあります。


リードが嫌で暴れる子もいます。


リードが安全!

でもないと言う事が言いたいだけ。

トリミングの時間が、どれほどの経験と繊細な時間で出来上がってるのか、ということ。

ハサミを使います。

バリカンでもちっちゃい怪我だってあります。

刃物を使う仕事です。

安全に安全に!って心配し過ぎで過剰はないと思う仕事です。


だから、何かをしてなかったから駄目だった!

あそこは駄目だ!

って思ってほしくないなぁ…と。


命をご家族から託されて、預かる仕事をしてます。

その子その子に合った時間を提供したいと思ってます。

信頼していただけるように誠実に

わんこさんとご家族様が安心して来ていただければ

それが一番だよねー、と思ってます。


何度も言ってますが。

相性もあると本当に思ってますが、

7歳までには生涯ここ!ってサロンとトリマーさんを見つけてあげてください。

コロコロ変わる手に

シニアさんが対応出来なくなって来るときがあります。

ちょっと目がみえにくくなった

耳が聞こえにくくなった

脚がよたつく。

それでも慣れた手なら安心出来る。

順番もわかってれば、自然と体重移動出来て、痛みが出ないかも。


ちょっとしたことを飼い主様が伝えやすいトリマーとの関係を構築できてると、

シニアさんも楽になる。



是非是非、

簡単に預けるのではなく

信頼して命を託している、というご家族様の

安心もちゃんと見てて欲しいと思います。

その信頼と安心が

安全なわんこさんのトリミング時間に繋がります。


ちなみに、うちの子ご迷惑かけてないかしら?

って思って頂いてる9割ほどは、

わんこさんはとってもとってもがんばり屋さんで良い子にしててくれる子ばかりです😆✨

うちで、出来ませんでしたー噛みましたー暴れましたー

即座に伝えております。

で、なんで出来なかったか、噛んだのか、暴れたのか。

ワンコさんが伝えたい気持ちを一緒に共有してもらいます。

したくないご家族様は居ないと思ってるので、よろしくお願いいたします🙏



脱線しましたが…


何が言いたいかって。

こんな全国放送あちこちのこちらのお話。

正直、表に出てこないことも含め、あちこちで聞く話ではあります。

聞く度に、私も気を付けよう、

この話はこういう対策が出来るのか、

と仲間うちで話題になります。

もっとご家族様とわんこさんのお話を聞けてれば防げたのかなぁ?とかね、

怪我させたくて怪我させるトリマーは居ないと思ってます。

そこまで追い詰められたトリマーさんも、

裁判で、オオヤケにしないと納得出来る情報を貰えなかったご家族様も、

一番は、寿命までいっぱい愛してもらえたはずのわんこさん。

どっちもとても辛いなぁ…としか。


隣に居る家族のわんこさんのトリミングとか、

預けるのがちょっと不安になりますよね。


どうぞ、人間家族が納得して、信頼して、安心出来る!

って思える所にいけますように。

獣医にかかるのも、

信頼して預けないと、もしものときに納得出来ない事があります。

だから、、、

今から家族の命を託す場所、もう一度考える機会だったな、とニュースに黙祷と感謝を持ってもらえたら。