歌詞に隠れたメッセージ | maco SouL

歌詞に隠れたメッセージ

先日、坂田さんの記事で紹介されていた曲「調和 oto」ですが聴いてて思わず鳥肌が立ちました。


聴いてて寒くなるほど神秘的な不思議な曲。


そして歌詞の魅力に引き込まれ、隠れたメッセージを考えてみました。


歌詞の謎の答えの多くは弾幕が教えてくれましたw動画サイトってスゲー;;


曲はコチラです^p^



詩は言葉遊びの一つ「たいこめ」に似た手法で書かれています。


「たいこめ」とは下から読むと別の文章が現れる言葉遊びです。


この曲では


①言葉を違う方法で表記し、解読して意味が現れる


②長文を一度に後ろから読むと文章が現れる


③単語毎に後ろから読み、つなげると文章が現れる


この3つが使われてます。


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①の方法を使っている部分


3 25 15 21 23 1 


アルファベットのAからZまでの26文字、Aが1、Bが2という順番で並べてあります。


その順番でアルファベット化すると出てくる言葉は【CHOUWA】調和です。


曲のタイトルですね。


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次に②の方法で文章を導きます。


まずはアルファベットをひらがな化します。


rurekuteshieka wokitonakayada onirokokonoshi tawa
るれくてしえか をきとなかやだ おにろここのし たわ


tai tsuwazadekazushi teshisokunamae tahatookumeshihi nirimonoko
たい つわざでかずし てしそくなまえ たはとおくめしひ にりものこ


この文を後ろから読んでみますw


「このもりに ひしめくおとはたえまなく そしてしずかでざわついた


わたしのこころにおだやかなときをかえしてくれる」


読みやすいように漢字にしますw


「この森にひしめく音は絶え間なくそして静かで ざわついた私の心に穏やかな時を還してくれる」


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次に隠された歌詞は③の方法で複雑化します(;´Д`)


まず②の方法で単語毎に、ひらがな化します。


ureramu ureramu ureramu oto
うれらむ うれらむ うれらむ おと


ローマ字のまま後ろから読むと「umareru」「うまれる」になります。


「生まれる 生まれる 生まれる 音」


上述の方法ruの逆ur~になってるのは強調させる単語の為。


理由は少しづつ解けるので先に進みます。



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nimiunooto denzushi denzu sea denzu sea
にみうのおと でんずし でんずし でんずし


「nimiunooto」は後ろから読むと「otonoumini」「おとのうみに」「音の海に」


「sea」は「せあ」でなく英語「海」のSEAシーのようです。


「音の海に 沈んで 沈んで 沈んで」


曲の効果音で聞こえる水の音、これは海水の音なんでしょうね。



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nimiunooto uroma uroma uroma
にみうのおと うろま うろま うろま


nimiunootoは「音の海に」と解読できましたね。


では「uroma」の部分です。


最後から読むのが重要な言葉遊び。


最後にhを足すと「uromah」


逆さ読みが「hamoru」「はもる」になりますw


では、なぜココでhを抜いたか?


抜く事で「はもる」を強調させ注目させる為と思われます。


ureramu生まれると同じ方法での反対読みは、この2箇所だったりするのもポイント。


「ハモる」のハモはハーモニーの略です。


前述の詩でSEAと表記して和訳読みさせてますね。


ハーモニーを和訳すると「調和」ですw


「音の海に ハモる ハモる ハモる」



隠れていた言葉の全てが出て来ました。



SEA 【海】
oto  【音】 曲のサブタイトル
ハモる 【調和】 曲のタイトル



最後のこの部分に作者が隠していたメッセージ全てが含まれています。


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詩としても素晴らしい手法です。


歌を聴くと更に鳥肌が立ちます。


最後4分位で「rurekuteshieka~」をリピートして歌ってるときに「ureramu生まれる」が重なってます。


ハーモニーharmony(調和)がureramu生まれる=調和が生まれる=ハモる(ハーモニーが生まれるの動化語)


言葉遊びの歌詞を二重にして合唱でハモらせた神秘的な曲。


意味を知った上で聞くと詩と歌と重なりこの曲の調和の素晴らしさに感動して鳥肌が立つと思います^p^


では、最後に歌詞です。



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「調和 oto」



静けさの中 1粒落ちただけ
広がる波紋に 波うつ井戸の底
ざわついた私の心の森を揺さぶる木枯らしよ
共存できるものなら そのままで
誰もがこの森で静かな声を聴いて 雑音に涙した



3 25 15 21 23 1
調和



rurekuteshieka wokitonakayada onirokokonoshi tawa
tai tsuwazadekazushi teshisokunamae tahatookumeshihi nirimonoko
この森にひしめく音は絶え間なく そして静かで
ざわついた私の心に穏やかな時を還してくれる



ureramu ureramu ureramu oto
生まれる生まれる生まれる音



nimiuooto denzushi denzu sea denzu sea
音の海に 沈んで沈んで沈んで



ureramu ureramu ureramu oto
生まれる生まれる生まれる音



nimiunooto uroma uroma uroma uroma
に はも はも はも はも(音の海に調和が生まれる)



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最後の一行を目立たせる為なのか凄い技を使ってる、この曲。


文字としての謎解きはココまでだけど、聴いてるとまだ謎が隠れてたりしますw


探してみると面白いですけど聴いてると寒くなります


なんか国語の授業みたいですね^p^はっはっはー