結城慎一郎氏の
『名もなき星の哀歌』で
作中人物の一人が
自分が自分である証明は
戸籍でもない免許証でもない
唯一の証明は
今持っている記憶だ!!…と
語っていると新聞の書評にありました。
そして
81歳を迎えた作家
古井由吉氏の
「小説はどんなに意を尽くして書いても
書き切れない」
…と語っていました。
記憶は日々の想いの背景です
言葉で言い尽くせないことあります
だからこそ
描いて書いて
表現していきたい!!…と思っています。
大学の仏文学講義の時に
饗庭孝男先生もよく人生を
川に例えておられました
たくさんのコトバとともに
ゆたかな色のハーモニーを添えて
人生を表現していきます
展覧会『まるとくうのおうち』
よろしくお願い申し上げます。