首藤さんは
毎日被災地に
牛乳を届けています。
地震で自身も被害を受け
出荷先の工場も被害を受けて
休業中です。
牛たちのためには
搾乳を毎日してあげなければなりません。
酪農家として
牛乳を無駄に捨ててしまうことが
本当につらいことです。
そこで
自家発電で殺菌をしてから
被災された方々の避難所に
届けています。
食事の栄養バランスが
偏りがちな避難所では
栄養のバランスを整えてくれる
牛乳がありがたく
何よりも
この寒い中
あたたかなミルクは
おいしくて
最高のおくりものです。
湯気を立てながら飲むホットミルクは
ほっとする瞬間を提供していますし
人々の心のつながりを
強くしているようです。