Sommi
5月ごろ日本に帰国するということを
とってもお世話になっている大家のSommiに話に行きました。
ろみゆのロンドン生活は
この北ロンドンのろみゆ亭があったからこそ、ここまで充実したものになったことは
間違いなく、
3軒隣に住んでいる大家のSommiがことあるごとに、我々二人を助けてくれました。
大抵の駐在員の家は、
何か家の中に不具合が生じると、
不動屋さんに連絡して解決(不動産屋が大家に連絡して対応)しているのですが、
我々の場合は、大家がすぐ近くに住んでいることと、
Sommiがとても面倒見がいいので、色々生じた不具合もすぐ解決してくれました。
大家とテナントという関係だけでなく、
本当の孫のように可愛がってもらって、
一緒に映画に行ったり、ちょくちょくどちらかの家でお茶を飲んだり、日本食のお買い物に行ったり、お菓子を一緒に作ったり、お料理を教えてもらったり、たくさんのレシピの交換をしたりして、本当によくしてもらいました。
まさにろみゆにとって
ロンドンのおばあちゃんでした。
そんなSommiに「帰国することになっちゃったよ」と話しに行ったら、
「まずお茶飲みましょう」ということになって、
彼女の出身のスリランカのとっても美味しいお茶を淹れながら、ポロポロ涙が出ていることに気がつかない彼女。
そして一言。
「あなたはテナントというよりお友達だったから、友達と別れるのは本当にさびしいわ」と。
こういう関係を築けたこと、本当に幸せにおもいます。
5年前は元気だったおじいちゃんが今はほとんど寝たきりになってしまって、
Sommiも88歳のおばあちゃんです。
おじいちゃんは5月のお誕生日で93歳になるんですって。
しかも彼のお誕生日はろみゆの結婚式記念日の5月15日です。
高齢の彼女とご主人にとって、
我々が最後のテナントになるのかもしれません。
二人のお嬢さんはスコットランドとサンフランシスコでそれぞれ暮らしているので
自宅以外でロンドンに3つ持っているプロパティは売ることを検討しているそうです。
ここ数日ぽかぽか日和のロンドン。
3年前にSommiと一緒に、
あまり土が良くなかった花壇に植えてあった水仙を日当たりのよい場所に移し替えました。
植物の生命力はすごいようで、
花壇をつぶして芝生を植えてからも、毎年にょきにょきと水仙が生えてきます。
今年も、ホラ。
Sommiに報告しなくちゃ。

