皇帝ペンギンとデストロイヤー
日本に帰国する友人夫婦の送別ディナー@ろみゆ亭。
ラストディナーはおうちでゆっくり
ワインを飲みながらお話ししましょうということで
仲良くしている友人たちが集まりました。
アミューズは、モッツァレラとフォアグラパテのパイ包み。
乾杯はお気に入りのピンクシャンパーニュOeil de Perdrix Rose。
スープはオニオングラタンスープ。
オーブンにいれてチーズを溶かして食べて頂きました。体があったまります。
前菜は4品をワンプレートに。
ヒラメの昆布占め(ポン酢ジュレ)
マグロのヅケ ガーリックチップ添え
アボカドとスモークサーモンのタルタル
カニクリームコロッケ
白ワインはブルゴーニュ二本。
Domaine CheveauのPouilly-FuisseとVincent GirardinのMeursault Les Narvaux 09。
GirardinのMeursaultは久々に飲みましたが、凝縮感がいいですね。グラスに入れてから香りが広がります。
メインは煮込みハンバーグとポテトグラタン。
赤ワインはLouis LatourのAloxe-Corton 1er Cru Les Chaillots 06とBrunelloの名手BanfiのBrunello di Montalcino Poggio Alle Mura 07。
色もスタイルも全然違う二本。デミグラスソースのハンバーグに合わせて先にフルボディのBrunelloを頂いて、おつまみを食べながらブルゴーニュを頂きました。
BanfiのBrunello、とってもエレガントで堅強なタンニンがうまく溶け込んでいる印象。美味しかった!
さてさて
シャンパーニュでの乾杯を皮切りに
ノンストップのトークが展開された送別ナイト。
ロンドンでの楽しかった思い出トークになるかと思いきや、
それぞれの夫婦、家族、夫、妻、親、男、女としてのスタンスをかなり掘り下げて
語り合うという何ともディープな夜になりました。
詳細を文章にするのは難しい(というか脈絡がない)のですが、キーワードとしては・・・
・皇帝ペンギンVS小鳥
・つい頼りにしてしまう鼓笛隊
・心の応援歌「名もなき詩」
よくわかりませんよね。ははは。
関係者の方々はあの夜を思い出すことでしょう。
話が盛り上がりすぎて、
食事を出すのをつい忘れてしまうほど・・・
お酒も進んで、身ぶり手ぶりが大きくなり、ぽんぽん飛び出すたとえ話が面白すぎました。
帰国するY夫婦は夫婦同士で(今日はもう最後だからという前置きを何度聞いたことでしょうか)
爆弾を投げ合う様子も垣間見られましたが
記憶に残る相当楽しい夜でした。
ラストナイトにふさわしい内容だったか定かではありませんが、
家族ぐるみでこんなにいろんな話をして、深く付き合うことができるのは、
ロンドン生活がもたらしてくれた貴重なご縁ですよね。
遅かれ早かれ、みんないずれは日本に帰国するメンバーですから
これからもKeep In Touchでよろしくお付き合いくださいませ。
Y&Y夫婦、日本で待っていてね~~。