Aix-en-Provence便り2013①~Lee姫のお誕生日のお祝いにAixへ
プロヴァンスの小さな街Aix-en-Provenceに住むEmi妹ファミリー。
1月26日は可愛い可愛い姪っ子Lee姫の一歳のお誕生日ということで
二泊三日でお祝いに駆けつけました。
プロヴァンスの玄関口、Marseilleからシャトルバスで30分弱。
広さわずか4キロ四方の小さな可愛い街Aixに到着です。
昨年のEmi&Fredの結婚式、そしてLee姫の誕生に二週連続でAixを訪れた際は
町中にいくつもある噴水がすべて凍るというほどの極寒でしたが、
今年はロンドンよりも暖かく、お天気も最高でした。
一年ぶりのLee姫。
いつもスカイプや写真で良く見ているつもりでしたが、
実物に会うとやっぱり大きくなったなあと実感♪
前回は生まれたばかりのLee相手にみんなあたふたしていて(苦笑)
あまりゆっくりできなかったので、
今回は街の散策も含めてゆっくり滞在。
町中に電車もバスも走っておらず、すべて徒歩圏内。
お買い物は毎日開かれているマルシェでほとんどすべてのものが手に入り、
お店やレストランの人は大抵がお友達、、、というなんとも狭い世界。
この点はいいところも悪いところもあるようですが、
Emiファミリーは陽気なお友達に囲まれて楽しく過ごしているようです。
昨年EmiとFredが結婚式をした市庁舎。
今年も結婚申請の公示をしているカップルがたくさんいました。
3週間この掲示板に張り出している間に、異議申し立てがある人は届け出るんですって。
「この人はもう結婚してます」とか「彼女は僕の妻だ」とかね。。。
メインストリートのミラボー通り。
プラタナスの並木道、噴水、カフェ、そして17~18世紀に建築された優美な個人大邸宅が並ぶとっても美しい通りです。
2013年、プロヴァンスはヨーロッパ文化都市に選ばれたとかで、
マルセイユ、エックス、そしてアルルなどが中心となって
クラッシックから現代のものまで年間を通じてアーティスティックなイベントが開かれるそうです。
その一環としてミラボー通りのプラタナスの木もなにやらおめかし。
正直、「白雪姫に出てくるキノコみたい」とおもいましたが、
なんと日本人の有名女性アーティストの作品だとか。
後で調べてみると昨年ロンドンでも展覧会をひらいていた草間彌生(クサマヤヨイ)さんの作品でした!
水玉がモチーフの彼女ですが、なるほどね・・・
それにしてもクラッシクなこの街に、このビビットな柄をとりいれるとは、
提案する側も、受け入れる側も斬新と言うか、なんというか・・・。思い切りましたね。
Aixでとれたクリーム色の石で作られた建物が街の景観を作っていて、
細い路地がくねくねと町中にひろがっています。
お菓子屋さんと洋服屋さん、雑貨屋さんなど
お店の一つ一つがロンドンに比べて格段に可愛らしくて、
人口比ブティックなどのお店(特に可愛いお洋服屋さんが目白押し)がかなり多い気がしました。
途中、老舗カフェBechardでGalette des Roisを購入。
公現祭(Epiphany)の時に食べるお菓子ですが、Aixでは1月いっぱい食べられているお菓子。
シロップ漬けのフルーツを練り込んだ丸いパンのようなものが定番(名前失念)で、アーモンドクリームたっぷりのサクサクパイがGalette des Rois。
人数分に切り分けて、一番年少の人が「これはあなた」と言う風に分配するんですって。
そして、ケーキの中に隠された陶器のフェーブが当たった人は一年間幸せになれるとか。
とっても美味しかったです。