2011 Burgundy Barrel Sample tasting | romyu通信

2011 Burgundy Barrel Sample tasting

Uncorkedで開かれていた

ブルゴーニュの2011ビンテージのバレルテイスティングに参加してきました。


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ワインUncorked

Exchange Arcade, Broadgate, London EC2M 3WA

www.uncorked.co.uk



バレルテイスティングとは、つまり「En Primeur」ということ。

本来ならばあと1年くらい樽で熟成されて、来年の年明けにボトリングされた状態でマーケットに出てくると思われるワインたちを、作り手が特別に熟成中の樽から少量提供してくれたサンプルを

一堂にテイスティングするというものです。


気に入ったものは先物買いとして

ケースでin-bond price(関税を抜いた値段)で押さえることができ、

来年の年明けにボトルが到着した後に、関税を払って手元に配達されるという仕組み。


まあ買う買わないは別として、

Uncorkedならでは!と思わずため息が出るラインナップの

2011サンプルをいち早くテイスティングできるのはこの上ない絶好の機会!


そして、熟成中のUnfinished wineということで、

今後さらにバランスが整っていくと思われるものやSulphurが加えられるもの、

フィルターされるものなど完全系ではないワインだというのも念頭に置いてのテイスティング。


参加費25ポンドですが、正直、安すぎだと思いました。

この値段でこういう場を提供できるのはさすがと言うほかなく、資金力とそれをバックアップする分厚~~い顧客層がある証拠ですね。さすが、シティのインベストメントバンカーの御用達ワインマーチャントです。


当日はお店の一角にボトルがずら~っと並べられて、

受付でお金を払ってグラスをもらって、あとは自由にボトルからテイスティングするというスタイル。

12時から20時まで開いていて、好きな時間にふらっと立ち寄れる感じでしたが、

私が行った15時過ぎには、

素敵なスーツ姿のジェンツ(おそらくバンカーと推察)が2名と、

MW(Master of Wine)のおじさまが2名とお気楽駐妻の日本人の私のみ。

この子何者~?的な視線を感じながら、テイスティングスタート♪



近年、プリムールでのサンプルテイスティングを拒む作り手が増えている中、

有名な造り手ばかり、Grand Cru数種類を含む赤22種類、白16種類の素晴らしいラインナップでした。



下記にほんの一部ご紹介。

Domaine Arlaud(Charmes-Chambertin)

Dujac(Ch-Musigny, Morey-st-Denis)

Domaine des Lambrays(Morey-St-Denis、Clos des Lambrays)

Lignier(Morey-st-Denis、Clos de la Roche)

Ghislaine Barthod(Chambolle-Musigny)

Meo-Camuzet(Morey-St-Denis、Hautes-Cotes de Nuits Blanc Clos St-Philibert)

Henri Gouges(Nuits-Saint-Georges 1er cru Pruliers/1er Cru Vaucrains)

Chauvenet(Nuits-saint-Georges Lavieres/ 1er Cru Bousselots)

Benoit Droin(Chablis 1er cru Montee de Tonnerre)

Marc Colin(St-Aubin Fontenotte/1er cru En Remilly/ 1er Cru Montceau)

Philippe Colin(Chassagne-Montrachet 1er cru Vergers)

Pillot(Chassagne-Montrachet 1er cru Vergers/1er cru Vide Bourse/1er cru Grandes Ruchottes)

Bernard-Moreau(Chassagne-Montrachet 1er Cru La Maltroie)

他 多数



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どれもすでに素晴らしいワインでしたが、

際立っていたのがLignierのGrand Cru Clos de la RocheとLambraysのClos de Lambrays。

香りと言いバランスと言い、群を抜いていました。うっとり。。。

あとでお値段を見ても、納得。やっぱりね。


Henri GougesのNuits-saint-Geougesはいずれもちょっと?だったので、一緒にテイスティングしていたMW(Master of wine)のおじさまに聞いてみたところ、「ワインが暴れているね」と一言。他のワインより果実味が薄く、Nuitsのワインにしては軽過ぎて、思わず「えっ?」と思ってしまうほどでした。上手な造り手さんなので何かの過程なのだと思いますが、一年後の形に興味があります。


白も素晴らしかった・・


BenoitのChablis 1er Cru Montee de Tonnerreは樽熟成のChablisらしい、濃密な果実とナッティな質感がとても品良く仕上げられていて、驚き。かなり久々にChablisを美味しいと感じました。

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もともと大好きな造り手であるColinファミリーは特にSt-Aubinが印象に残りました。

村名(畑名つき)のSt-Aubin Fontenotteは1er Cruに劣らないボディをもっていて、ストーンフルーツとミネラル感が口いっぱいに広がり、1er CruのEn Remillyは白い花や蜜のもったりした質感と鼻に抜ける芳醇な香りが印象的でした。


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全部で8種類あったChassagne-Montrachetの1er Cruの中では、

PillotのVide BourseとBernard MoreauのLa Maltroieが存在感大でした。

La Maltroieは村名のChassagne-Montrachetよりも酸がまだ強かったのですが、その分果実味もミネラル感も兼ね備えていて、熟成が進んだらどれだけ素晴らしいワインになるのかしら~ととっても楽しみ♪



そんなわけで、読んで下さるだけでもホロ酔いになりそうなワインたちでしたが、

テイスティングしていたワタクシは完全にほろ酔いでした(笑)。

もちろんちゃんとスピットはしていましたけど、なんせ38種類ですから。



いやあ、それにしても大大大満足のテイスティングでした。

ロンドン5年3カ月の中で、数々のテイスティングに参加しましたが、

群を抜いて一番充実してました。



さて、今晩は何を飲みましょうかね。。