Design of the Year 2012
Design Museumで現在催されているDesign of the Year 2012に行ってきました。
Design Museumの存在自体初めて知りましたが、タワーブリッジを眺める素敵な場所にあって、ロンドンブリッジから向かう路地は何とも趣たっぷり。
ヨーロッパを中心とした各方面のデザイナーたちがいろんな作品を出展しており、
携帯の文字のロゴ(NOKIA)や震災復興チャリティの千羽鶴のオリガミデザイン、電気自動車、オペラハウスや病院の立体モデルまで規模も様々。日本人のデザイナーの作品も4点ほどありましたよ。
ワンフロアに所狭しと展示されていて、とても面白かったです。
今年のDesign of the Yearの目玉は、なんといってもオリンピック関係とキャサリン妃のドレスのデザインでしょう。オリンピックトーチをまじかで見るのは初めてでしたし、なんとも緻密に作られていて驚き!長さは8000mm、重さ8000mg、表面にはトーチをつなぐ人数である8000個の穴がデザインされています。そのほか、英国が世界に誇るスポーツ競輪の競技アリーナのデザインやオリンピックドームのデザインなどもありました。
キャサリン妃のドレスは、ドレス自体が展示されているわけではないのですが、繊細で高貴なデザインがかなり高評価だったSarah Burtonの手編みのレースと一つ一つドレスにつけられていったレースの花模様などが展示されていて、思わずうっとりする美しさ。
ただ、残念なのがデザインミュージアムといいながら、外観は無機質で病院のようであまりスタイリッシュでないところ。。。しかも、展示の仕方もちょっとごちゃごちゃしていて、あまりセンス良くなかったかも。。。内容が面白かったのでまあ良いのですが。
それにしても、嵐のように雨が降ったりやんだり、変なお天気で寒いロンドン。デザイン展の帰りがてら、よく行くタパスバーでワインを楽しみ、またやっぱり帰るのが遅くなってしまいました。。。あはは。